本日11月5日は近畿大学創立記念日です。母体となった大阪専門学校の創立から99周年を迎える近畿大学。地域を代表する知の拠点として、これまで多くの人材や研究成果を社会に届けてきました。附属病院などはお休みとなるため、用事がある方は注意が必要かもしれません。

　それにちなんで今回は、ねとらぼがアンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと行った、近畿地方在住の男性対象の「進化していると思う近畿地方の私立大学」というアンケートの結果を紹介します。

　地元に住む男性から「進化している」と思われている近畿地方の私立大学は、どこだったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

　なお、アンケート対象の大学は、文部科学省のサイトを参考にリストアップしています。

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調査概要

アンケート実施日	2024年3月14日
調査対象	近畿地方在住の男性
有効回答数	294票

【近畿地方の男性に聞いた】「進化していると思う近畿地方の私立大学」ランキング

第5位：関西学院大学

　第5位に選ばれたのは、「関西学院大学」で得票率は6.8%でした。1889年に創立された「関西学院」をルーツとする大学で、兵庫県西宮市に本部を置きます。

　関西学院大学では、全学部を対象とした「AI活用人材育成プログラム」を開講し、AIを使って課題解決へ導くことができる人材を育成。また、創立150周年となる2039年の、ありたい姿やあるべき姿などをまとめた「Kwansei Grand Challenge 2039」を策定し、改革を進めています。

第4位：関西大学

　第4位は「関西大学」で、得票率は7.1%でした。1886年に創立した「関西法律学校」を前身とする総合大学で、大阪府吹田市に本部を置きます。

　そんな関西大学は、2025年4月に「ビジネスデータサイエンス学部」を開設予定で、2023年に誕生した「吹田みらいキャンパス」にビジネスデータサイエンス学部の校舎や国際学生寮などを配置する予定です。多様な人が集い、学び合う環境となることが期待されています。

第3位：立命館大学

　第3位は「立命館大学」で、得票率は8.5%でした。1869年に西園寺公望が創始した私塾「立命館」をルーツとする総合大学で、京都市中京区に本部を置きます。

　立命館大学では「新たな価値を創造する次世代研究大学」「イノベーション・創発性人材を生み出す大学」を学園ビジョンに掲げ、若手研究者の育成や支援にも注力。2023年度、文部科学省から助成される科学研究費助成事業では、その配分額が西日本の私立大学で1位となりました。

第2位：同志社大学

　第2位は、得票率9.5％の「同志社大学」でした。京都府京都市上京区に本部を置く同志社大学は、1875年に開校された同志社英学校を前身とし、大学令により1920年に設置された私立大学です。

　同志社大学では「数理・データサイエンス・AI教育」を大学全体で推進し、2022年度から新たな教育プログラム「DDASH」（ディーダッシュ）を開始。また2024年1月には、同志社大学が共同開発した変形型月面ロボット「LEV-2」が小型月着陸実証機の撮影に成功するなど注目を集めています。

第1位：近畿大学

　第1位は、得票率13.3％の「近畿大学」でした。大阪府東大阪市に本部を置く近畿大学は、1925年創立の大阪専門学校と1943年創立の大阪理工科大学を母体とし、新学制により1949年に設置された私立大学です。

　近畿大学ではキャッシュレス決済や専用アプリでオーダーできる次世代型新食堂のオープンや、構内で顔認証決済サービスの実証実験を行うなど、新たな次々と実施しています。2022年にはeスポーツ施設をそなえた情報学部を新設し、家庭用ゲーム機プレイステーションの開発者である久夛良木健さんを学部長に迎えました。近大マグロをはじめとする研究・教育が注目されていることもあり、一般入試ののべ志願者数が10年連続で日本一となるなど、人気を集めています。

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