「グラコロ」はなぜ31年も人気なのか? 「特殊グラコロ」の歴史を振り返る

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 2024年11月27日に「マクドナルド」から発売される「グラコロ」。冬の定番商品として人気のハンバーガーで、今年も楽しみにしていたという人も多いですよね。バンズ、コロッケにホワイトソースと、構成要素に小麦粉がふんだんに使われていることからネット上では「小麦粉バーガー」と呼ばれることもあります。

 そんなグラコロですが、実は初めて登場したのは1993年4月20日で、元々は春の商品でした。冬に販売されるようになったのは1995年からで、それ以来冬の風物詩として親しまれています。

31年目で初リニューアルされる「グラコロ」

 今年のグラコロは、31年目にして初めてバンズに挟まれている「グラタンコロッケ」がリニューアルされ、話題となっていますよね。そんなグラコロが発売されると注目されるのが、普通のグラコロとはひと味変わった「特殊グラコロ」です。今年は濃厚なデミソースとタルタルソースが、グラタンコロッケを際立たせているという「濃厚デミ&タルタルグラコロ」が販売される予定です。

 この特殊グラコロは、チーズを加えたチーズグラコロを除くと過去に10種類販売されており、ここ数年は毎年新商品が登場しています。本記事では、そんな歴代の特殊グラコロを振り返っていきます。まずは「グラコロ史」で特筆すべき3つの年の特殊グラコロを紹介していきます。

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初めての“特殊グラコロ”「トマトクリームグラコロ」

トマトクリームグラコロ(マクドナルド公式サイト)

 2011年に販売されたグラコロは通常の「グラコロ」の他に、長年グラコロと共に販売されていた「チーズグラコロ」、そしてさらに趣向が凝らされた「トマトクリームグラコロ」でした。生玉ねぎ、ソテードオニオン、ハーブを加えたトマトソースがこれまでのグラコロとは全く違った味わいでした。当時のインパクトは大きく、ネット上では現在でも「トマトクリームグラコロ」の復活を望む声が聞かれるほどです。

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ソースやバンズがリニューアルされた2016年「超デミチーズグラコロ」

超デミチーズグラコロ(マクドナルド公式サイト)

 2016年に販売されたグラコロはソースとバンズがリニューアルされた年。グラコロは「超グラコロ」という名前で販売され、特殊グラコロ枠では2012年から4年間販売されたデミグラスソースがかかったデミチーズグラコロを「超デミチーズグラコロ」として販売しました。生クリーム入りのふんわりとしたバンズ、スパイス感がアップしたというコロッケソース、濃厚なたまごソースがリニューアルされた、グラコロの転換期ともいえる年です。

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30周年の節目に販売された「濃厚ビーフハヤシグラコロ」

濃厚ビーフハヤシグラコロ(マクドナルド公式サイト)

 昨年、2023年は30周年の節目でした。そんなアニバーサリーイヤーに販売されたのはグラコロと「濃厚ビーフハヤシグラコロ」でした。グラタンコロッケの上におなじみのデミソースにビーフハヤシフィリングと3種のチーズを合わせた商品。濃厚なビーフハヤシとグラタンコロッケのホワイトソースが口の中で合わさり、激ウマでしたよね。

 ここまで「グラコロ史」で特筆すべき3つの年の特殊グラコロを紹介してきました。定番のグラコロのほかに、こういった商品を開発してきたマクドナルドの努力が、グラコロが30年以上愛されている秘密なのかもしれませんね。

 次のページからはこれまでの「特殊グラコロ」をおさらいしていきます。

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実施期間:2024/11/20 00:00 〜 2024/11/27 00:00
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