千葉県「水道料金20%値上げ方針」が話題 全国の「水道代の出費が多い都市」ランキング、1位はどこ?

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 千葉県で、県営水道の水道料金を20%程度値上げする方針が示され、話題となっています。値上げ時期は2026年度を検討しているとのこと。県営水道の料金は1996年から改定されておらず、次期中期経営計画(2026~30年度)期間中に赤字が見込まれるといいます。

 さまざまなものが値上げされる中、生活に欠かせない水道光熱費の価格も気になるところですよね。そこで、本記事では「水道代の支出額が高い都市ランキング」を紹介します。このランキングは、総務省統計局が全国から選ばれた世帯を対象に実施した「家計調査」を基にしたもの。公開されている2023年の年間データから、2人以上の世帯を対象とした「1世帯当たり年間の支出金額、購入数量及び平均価格」のデータを参照しています。

 同ランキングで千葉市は8位となっていますが、千葉県で値上げが実施されると、今後はさらに上位に入ってくる可能性がありそうですね。それでは、全国の都市のなかで、水道代の出費が多い都市はどこだったのか見ていきましょう。

なお、ランキングの対象となっている自治体は、都道府県庁所在地と政令指定都市です。
また、ランキングの対象となっている品目は、水道法にいう事業者が供給する水の購入金額および下水道料とし、メーター使用料も含んでいます。

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調査概要

調査期間2023年
調査対象全国の二人以上の世帯(ただし、世帯としての収入と支出を正確に計ることが難しい世帯を除く)

(出典元:統計局ホームページ/家計調査

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「水道代の出費が多い都市」ランキング

画像:写真AC(画像はイメージです)
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第2位:山形市(8万4876円)

画像:写真AC

 第2位は、山形県の「山形市」で、年間平均支出額は8万4876円でした。2023年に水道通水100周年を迎えた山形市。記念式典や施設見学バスツアーなど、さまざまなイベントが行われました。

 山形市の水道の硬度はエリアごとに異なり、「軟水」から「極度の硬水」までさまざま。また、災害に強い水道を目指して、2006年度から水道管に「耐震管」を採用し、毎年水道管の更新を行っています。

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第1位:長野市(8万6015円)

画像:写真AC

 第1位は、長野県の「長野市」で、年間平均支出額は8万6015円でした。長野市には17の水道水源があり、それぞれの水質に合わせた浄水処理を行っています。

 現在、長野市や上田市などの市町では水道事業の広域化を検討しているとのこと。持続可能な水道事業の運営を目的とした研究が進められています。

 ランキングの全順位は、以下からご覧ください!

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第30位:名古屋市(6万1398円)

画像:写真AC
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第29位:東京都区部(6万1790円)

画像:PIXTA
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第28位:鳥取市(6万2600円)

画像:写真AC
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第27位:金沢市(6万2761円)

画像:写真AC
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第26位:京都市(6万3352円)

画像:写真AC
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第25位:佐賀市(6万3463円)

画像:写真AC

第24位:熊本市(6万5080円)

画像:写真AC

第23位:福岡市(6万5198円)

画像:写真AC

第22位:甲府市(6万5848円)

画像:写真AC

第21位:堺市(6万6929円)

画像:写真AC

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