大東建託では、青森県居住の20歳以上の男女を対象に「街の住みここち」に関する調査を実施し、その結果をランキングとして発表しました。今回はその中から「住み続けたい街（自治体）」のランキングを紹介します。ランキングには2020年から2024年までの回答を累積したデータを使用し、回答者が50人以上の自治体を集計対象としています。

　本州最北にある青森県。県中央にある八甲田山で気候が二分され、それぞれ特色あるエリアを形成。三方を海で囲まれているなど、豊かな自然も青森らしさのひとつです。そんな青森県にある自治体の中で、多くの居住者から「住み続けたい街（自治体）」として支持されていたのはどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

（出典元：住み続けたい街 自治体ランキング＜青森県版＞｜街の住みここち＆住みたい街ランキング 2024｜いい部屋ネット）

【青森県版】「住み続けたい街（自治体）」ランキング

第2位：三戸郡南部町

　第2位は、青森県の南東に位置する「三戸郡南部町」でした。県で2番目に多くの人が暮らす八戸市に隣接しており、ベッドタウンとしての役割も果たしています。一方で、名久井岳や馬淵川といった自然にも恵まれ、馬淵川の沿岸部では農業も盛んに行われています。また、町内をコミュニティバス「なんぶちぇりバス」が走っていることや、高校生までの医療費が無料となっているなど、幅広い世代が暮らしやすい環境が整っているといえるでしょう。

　居住者からは、「静かな環境だが公共交通機関が充実している」「子育て世代には暮らしやすい町だと思う」など、交通の利便性の高さや、子育てのしやすさを評価するコメントが寄せられました。

第1位：弘前市

　第1位は、青森県の南西部に位置する「弘前市」でした。同ランキングで4年連続で首位を獲得し「住みここち」のランキングでも第1位となっています。弘前市は、東に八甲田連峰、南に白神山地、西に岩木山を有し、豊かな自然が魅力のひとつ。弘前公園は桜の名所としても知られ、4月下旬になると約2600本の桜が咲き誇ります。弘前城の城下町として古くから発展し、今も残るレトロな街並みも弘前らしさといえるでしょう。また、市街地には医療機関や生活必需品を取り扱う店舗もあることも「住み続けたい」と思われている要因かもしれませんね。

　居住者からは、「弘前公園が近く、徒歩で散歩して楽しめる場所である」「桜がとてもきれい」など、住環境の良さを支持する声が寄せられています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！