「総実労働時間が少ない都道府県」ランキング! 第1位は「奈良県」【2023年版】
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長時間労働が一般的なイメージのある日本ですが、働き方改革が進み、労働時間の削減を進める企業も増えています。多様な企業があるなかで、労働時間にはどのような地域差が表れているのでしょうか。
そこで、本記事では厚生労働省が公表している「毎月勤労統計調査地方調査 令和5年平均分結果概要」をもとにした、「総実労働時間が少ない都道府県」をランキング形式で紹介します。調査は30人以上の規模の事業者を対象とし、2023年の平均値を採用しています。
各都道府県の間では、総実労働時間にどのような差があるのでしょうか。さっそく、ランキングを見ていきましょう!
(出典元:厚生労働省「毎月勤労統計調査地方調査 令和5年平均分結果概要」)
「総実労働時間が少ない都道府県」ランキング
第2位:京都府(133.9時間)
第2位は「京都府」でした。2023年の1ケ月間の総実労働時間は、全国平均より9.9時間少ない133.9時間でした。
京都府は、世界文化遺産の神社仏閣をはじめ、古き良き日本を感じられるエリアで、国内外から多くの観光客が訪れています。鉄道は、JR・阪急・京阪・京都市営地下鉄・近鉄などさまざまな路線が利用でき、京都駅には新幹線も乗り入れることから、県外からのアクセスは便利です。
京都府は、総実労働時間が少ないだけでなく、出勤日数では全国最少を記録。現金給与総額では全国14位と全体としては上位に位置することから、バランスの良い働き方が実現できているのではないでしょうか。
第1位:奈良県(131.7時間)
第1位は「奈良県」でした。2023年の1ケ月間の総実労働時間は、全国平均より12.1時間少ない131.7時間でした。
かつて日本の中心であった古都・奈良には、豊かな歴史文化が残されています。なかでも、「法隆寺地域の仏教建造物」「古都奈良の文化財」「紀伊山地の霊場と参詣道」は世界遺産に登録。また、大仏や鹿で知られる「奈良公園」、桜の名所として随一の「吉野山」など、自然を楽しめる場所が多いのも魅力です。
奈良県は、総実労働時間だけでなく、所定外労働時間も全国最小で、出勤日数では京都府・神奈川県についで3番目の少なさを記録。現金給与総額では全国39位となってはいるものの、労働時間の面では働きやすい企業が多いのではないでしょうか。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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