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「ヤクザは人として生きられない」

 全国各地で施行される暴力団排除条例により、極道の人口は減少しているといいます。そしてタケシさんいわく、極道から足抜けしても5年間は各種契約の数々を制限され 「今、ヤクザは人として生きられない」 とのこと。

 ここで飛び出したのが、アメリカに出国できない話から出た『警察はFBIとやりとりしている』という衝撃の言葉です。これには、YOUさんの 「えふえふFBI!?」と動揺したのと同じく「キター!!」「この番組でFBIって言葉まで出るとは」など、ネット上はにわかにざわつきました。

 「じゃあどうやって生活するんですか?」 という山里さんの問いに対しては、一般人の名義を借り、周りが犠牲になっていくと話すタケシさん。これには「なるほど」と思わず納得する人や「名義貸しはアカン」と闇の深さを実感した人などさまざまな反応がありました。

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どうやって足抜けしたの?

 タケシさんが極道から足を洗うきっかけは、逮捕されて“厳正独居”と呼ばれる単独房に入ったことから。ここでは、たった1人で会話もなく座ったままの姿勢を強要され、動くと「運動違反」として懲罰を受ける厳重な規則があるとのことです。

 これに対し「そんな拷問に近いようなことがあるのか」と唖然とする人、「『運動違反』はパワーワード」と衝撃を受ける人などいろいろな反応が見られます。

 この厳正独居に2年間入った後、極道の洗脳から解けて家族のためにも足抜けを決意したタケシさん。そして今は、足抜けの際には指を詰めるのではなく「事務所の看板で稼いだんだから金返せ」と言われるそうです。このシステムに「借りてないのに??」と疑問の声、「いわゆるのれん代理論」と理解する声などが見られました。

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総括

 足抜けのためのお金を払えなかったタケシさんは、家族から籍を抜き「飛んだ(逃走した)」といいます。その後、何とタケシさんは僧侶に鞍替えしていました。この斜め上の展開に驚いた人も多かったようですが、「ある意味正しい」との声もあります。

 その後も、金づるにするためにヤクザから嫌がらせを受けるなどの仕打ちがあるそうですが、タケシさんは無事に生活できているとのこと。 「ヤクザから抜ける人の受け皿になりたい」というタケシさんには、今後も平穏な生活が訪れることを願うばかりです。

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