本日8月21日は「女子大生の日」です。1913年のこの日、東北帝国大学（現・東北大学）が3人の女子の入学許可を発表し、これが日本初の「女子大生」の誕生となりました。当時の日本の大学は「男子のための学校」であったため、同大学が女子に門戸を開いたのは非常に画期的なことでした。

　そんな「女子大生の日」にちなみ、この記事では「女子大生（文系）の就職先人気企業ランキング」の結果を見てみましょう。このランキングは2022年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象とした「就職希望先企業」のアンケートをもとにしています。

【出典】ダイヤモンド・ヒューマンリソース「速報!!大学生が選んだ就職先人気企業ランキング 2021年【春】」

第2位：伊藤忠商事

　第2位は「伊藤忠商事」で、得点数は1134ポイントでした。なお、21年卒春の調査では2位、22年卒夏の調査では1位となっていました。

　「5大商社」と称される総合商社のなかでは、「伊藤忠商事」のほか12位に「丸紅」、13位に「三菱商事」がTOP20にランクイン。また7位には「双日」が入るなど、総合商社の人気はいまだ根強いようです。

第1位：東京海上日動火災保険

　そして第1位は「東京海上日動火災保険」。得点数は1347ポイントで、21年卒春の調査では1位、22年卒夏の調査では2位でした。

　3位には「三井住友海上火災保険」、4位には「損害保険ジャパン」と、「メガ損保」と呼ばれる3社がそろう結果に。9位には「三井住友銀行」がランクインし、保険や金融業の人気は高いようです。

　この背景として、文系女子は「女性が長く安心して働ける環境が整っており、実際にその制度を活用できるのか」を重視する傾向にあることが考えられます。「東京海上日動火災保険」では全社員の半数を女性が占めるほか、常務執行役員を含めた女性執行役員が3人いるという実績もあり、特に人気が高くなっているのかもしれません。

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