「共働き子育てしやすい街」ランキングTOP11! 第1位は「神戸市」【2024年最新調査結果】
保育施設の充実や、柔軟な働き方を支えるインフラ、地域の協力体制など、子育てしやすい街にはいくつかの条件があります。実際に育児と仕事を両立させやすいと評価されているのは、どのような街なのでしょうか。
働く女性向けウェブメディア「日経クロスウーマン」と日本経済新聞社は、「自治体の子育て支援制度に関する調査」を実施し、2024年版の「共働き子育てしやすい街ランキング」を発表しました。
「共働きや子育てがしやすい」として、どのような街が選ばれているのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
調査概要
調査期間 | 2024年9~10月 |
---|---|
調査対象 | 首都圏・中京圏・関西圏の主要市区、全国の政令指定都市、道府県庁所在地、人口20万人以上の都市の計180自治体 |
(出典元:日経BP「2024年版『共働き子育てしやすい街ランキング』」)
「共働き子育てしやすい街」ランキング
第2位:宇都宮市(栃木県)
第2位は、「宇都宮市(栃木県)」でした。
栃木県の県庁所在地である宇都宮市は、北関東最大の都市のひとつとしても知られています。2024年度からは、第2子以降の保育料の無償化を実施。また、保護者の送迎負担を軽減するため、JR宇都宮駅近くの「送迎保育ステーション」から、バスで子どもを保育園に送迎するサービスを展開しています。
そのほか、体外受精や男性不妊治療などにかかった治療費の自己負担額を、最大で45万円助成する独自の不妊治療助成制度を設置。市内の大半の公立小学校で「放課後子供教室」が実施されるなど、夫婦で働きながら安心して育児ができる環境を整備しています。
第1位:神戸市(兵庫県)
第1位は、「神戸市(兵庫県)」でした。
兵庫県の県庁所在地である神戸市は、日本有数の港町としても知られています。神戸市は、保育の申請数に対して十分な定員が用意されていて、2022年に待機児童ゼロを達成。学童保育は小学6年までの希望者全員が利用できるほか、職員の事務作業の効率化や、保護者との連絡などが可能なICTシステムを導入しています。
2024年度からは、長期休業中の昼食提供を一部の学童保育で開始したり、市内7校で児童の受け入れ時間を30分から1時間早めたりと、さまざまな試みを展開。また、若年夫婦または未就学児の子育て世帯に対し、市内にあるエレベーターのない4階建て以上の団地や賃貸住宅に住み替える場合に最大35万円の補助が受けられる「住みかえーる」を実施するなど、手厚い子育て支援を行っています。
ランキングの全順位は、以下からご覧ください!
第8位:豊橋市(愛知県)
第8位:豊田市(愛知県)
第8位:静岡市(静岡県)
第8位:札幌市(北海道)
第7位:北九州市(福岡県)
第3位:松戸市(千葉県)
第3位:福生市(東京都)
第3位:豊島区(東京都)
第3位:板橋区(東京都)
第2位:宇都宮市(栃木県)
第1位:神戸市(兵庫県)
調査概要
調査期間 | 2024年9~10月 |
---|---|
調査対象 | 首都圏・中京圏・関西圏の主要市区、全国の政令指定都市、道府県庁所在地、人口20万人以上の都市の計180自治体 |
(出典元:日経BP「2024年版『共働き子育てしやすい街ランキング』」)
参考
- 栃木県・宇都宮の住みやすさと治安は? 多彩な魅力を持つ北関東最大の都市(マドリーム)
- 保育料の軽減(宇都宮市公式Webサイト)
- 兵庫県・神戸の住みやすさと治安を解説。海と山に囲まれたハイクオリティな国際都市(マドリーム)
- 住みかえーる(神戸市)
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