【30～40代に聞いた】再放送してほしい「2000年代の大河ドラマ」ランキングTOP10！　第1位は「新選組！」【3月13日は新撰組の日】

　本日3月13日は「新撰組の日」です。江戸時代末期に、幕府派と反幕府派が対立する真っ只中にあった1863年の今日、新撰組の前身である「壬生浪士」が結成されたことで「新撰組の日」として制定されました。新撰組は、映画やドラマなど、さまざまなメディアで登場し、今なお高い人気を誇っています。なお、2月27日も新撰組の原点のひとつである「浪士組」が結成された日ということもあり、この日を「新撰組の日」とする場合もあるようです。

　今回は「新撰組の日」を記念して、「【30～40代に聞いた】再放送してほしい『2000年代の大河ドラマ』ランキング」を紹介します。このランキングは、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、全国の30〜40代を対象に「2000年代の大河ドラマで再放送してほしいのは？」というテーマで実施したアンケートによるもの。

　さまざまな偉人や時代がテーマになった「2000年代の大河ドラマ」の中で、30〜40代から「再放送してほしい」と思われているのはどの作品だったのでしょうか？　さっそく結果を見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2023年8月4日
調査対象	全国の30〜40代
有効回答数	109票

【30～40代に聞いた】再放送してほしい「2000年代の大河ドラマ」ランキング

第2位：篤姫

　第2位は、2008年に放送された「篤姫」でした。宮尾登美子さんの小説『天璋院篤姫』を原作とした作品で、幕末という激動の時代を生きた女性の一代記を描きました。主人公・篤姫（後の天璋院）を演じたのは宮﨑あおいさん。当時、大河ドラマ史上最年少の主演俳優（放送開始時点で22歳）として大きな注目を集めました。

　篤姫は、薩摩藩・島津家の分家に生まれながらも、島津斉彬の養女となり、やがて十三代将軍・徳川家定の正室として江戸城へ輿入れします。しかし、結婚からわずか1年半後、家定が病で急逝。篤姫は出家し、「天璋院」と名乗ることになります。

　「篤姫」は、放送当時から高視聴率を記録し、特に女性視聴者を中心に人気を集めました。その理由の一つは、篤姫の力強い生き様が描かれたことにあります。政略結婚のために将軍家へ嫁ぎながらも、徳川家の一員としての誇りを持ち、幕末という激動の時代に毅然（きぜん）と立ち向かう姿が、多くの視聴者の心を打ちました。

　「篤姫」には、宮﨑あおいさんのほかにも実力派俳優が多数出演。篤姫を養女とした島津斉彬を高橋英樹さん、徳川家定を堺雅人さん、大奥の実力者・滝山を稲森いずみさんが演じました。また、西郷隆盛役の小澤征悦さんや勝海舟役の北大路欣也さんなど、歴史上の重要人物を演じた俳優陣の演技も話題となりました。

第1位：新選組！

　第1位は、2004年に放送された「新選組！」でした。幕末に活躍した「新選組」を題材にした作品です。主人公・新選組局長の近藤勇を演じたのは香取慎吾さんで、個性を生かした演技で新たな近藤勇像を作り上げました。

　脚本を手がけたのは三谷幸喜さん。後に「真田丸」や「鎌倉殿の13人」などのヒット作を生み出した三谷さんらしく、歴史ドラマでありながらも軽妙な会話劇や人間味あふれるキャラクター描写が特徴的です。「新選組！」は、従来の時代劇とは異なるアプローチで、青春群像劇としての色彩を強く打ち出した作品となりました。

「新選組！」には、当時の若手実力派俳優が勢ぞろいしました。藤原竜也さん（沖田総司役）、山本耕史さん（土方歳三役）、オダギリジョーさん（斎藤一役）、堺雅人さん（山南敬助役）といったキャストが名を連ね、それぞれに個性的な隊士たちを熱演。豪華キャストによる掛け合いが、ドラマに奥行きを与えていましたよね。

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