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パナソニックでは、エオリア アプリに接続したエオリアユーザーの利用データをもとに、2024年10月〜2025年2月の期間でエアコン暖房利用時間と利用増加時間(昨年比)に関する調査を実施し、その結果をランキングとして発表しました。
今回はその中から「エアコン暖房利用時間」のランキングを紹介します。この冬は47都道府県すべてでエアコン暖房利用時間が増加。暖冬傾向だった昨冬と比べ、エアコンを利用する時間が増えた人が多かったようです。電気代についての調査でも「かなり高くなった」「やや高くなった」という人で60パーセントを超える結果となりました。ではこの冬、エアコン暖房利用時間が多かった地域はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。なお、各見出しのカッコ内は、冬期の合計利用時間を示しています。
調査概要
| 調査期間 | 2024年10月〜2025年2月 |
|---|---|
| 調査対象 | エオリア アプリに接続したエオリアユーザーの利用データ |
「冬のエアコン暖房利用時間」ランキング

第2位:青森県(1217.52時間)
第2位は「青森県」で、冬期の合計利用時間は1217.52時間でした。
県土全体が「豪雪地帯対策特別措置法」により定義されている「豪雪地帯」となっており、さらに13市町村が「特別豪雪地帯」に指定されている青森県。県庁所在地である青森市も特別豪雪地帯のひとつです。2024年11月に今冬初めての雪を観測した青森市の酸ヶ湯温泉では、一夜にして積雪が25センチに。年明けの2025年1月2日には積雪深が4メートルに達し、4メートル超の記録としては統計史上最も早いものとなりました。また、十和田市では2024年12月19日に早くもマイナス10℃台を観測。立春を迎えた2025年2月3日も朝の最低気温が平年を下回る地点が多く、厳しい寒さの続いた冬だったといえそうです。
第1位:秋田県(1321.54時間)
第1位は「秋田県」で、冬期の合計利用時間は1321.54時間でした。
秋田県では今冬、大雪のニュースが多く聞かれました。2024年12月には、秋田市中心部でも12時間降雪量が17センチとなったほか、由利本荘市本荘で32センチ、秋田市大正寺で27センチとなるなど、いわゆる「ドカ雪」に。さらに2025年2月には、秋田県北部にある北秋田市鷹巣で統計がある1979年以降の観測史上最大となる141センチの積雪を記録しています。冬型の気圧配置や寒波の影響からこうした雪が降ったとみられ、2月19日の最低気温はマイナス9.3℃となりました。こうした気象条件から、エアコン暖房の利用時間が多くなったと考えられそうです。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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