【銀河英雄伝説】「ワルター・フォン・シェーンコップ」の名言人気ランキングTOP31! 1位のセリフわかる?【2021年最新投票結果】
INDEX
- 第10位:「せっかく軍隊という牢獄から脱出しながら、結婚というべつの牢獄に志願してはいるとは、あなたも物ずきな人ですな」
- 第9位:「女とコーヒーについては、死んでも妥協したくありませんでね」
- 第8位:「私は自分の人生の終幕を老衰死ということに決めているのです」
- 第7位:「おれは命令するのは好きだが、命令されるのはきらいでね」
- 第6位:「ワルター・フォン・シェーンコップ、37歳、死に臨んで言い残せり──わが墓碑に銘は要らじ、ただ美女の涙のみ、わが魂を安らげん、と」
- 第5位:「信念なんぞないくせに、戦えば必ず勝つ。唯心的な精神主義者から見れば許しがたい存在でしょうな、こまった人だ」
- 第4位:「失礼ながら、提督、あなたはよほどの正直ものか、でなければルドルフ大帝以来の詭弁家ですな」
- 第3位:「要塞とか人妻とかいうものは、そう簡単に借りられないものですがね」
- 第2位:「この上は私も微力をつくすとしましょう。永遠ならざる平和のために」
- 第1位:「ちがうね、ピクニックってやつは、もっとまじめにやるものだ」
- 投票結果(グラフ)
- 調査概要
2021年6月17日から30日までの間、ねとらぼ調査隊では「ワルター・フォン・シェーンコップの名言で好きなのは?」というテーマでアンケートを実施していました。
今回のアンケートでは合計2257票もの投票をいただきました。たくさんのご投票ありがとうございます!
ワルター・フォン・シェーンコップは、田中芳樹さんの『銀河英雄伝説』に登場する自由惑星同盟の「薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊」第13代連隊長。主任務の白兵戦にとどまらず、ヤン艦隊の幕僚として多くの勝利に貢献しました。ヤン・ウェンリーに劣らぬ毒舌家であり、また数々の浮き名を流す艶福家でもあるシェーンコップのセリフの中で、最も人気だったのはどの名言でしょうか。さっそく結果を見ていきましょう!
第10位:「せっかく軍隊という牢獄から脱出しながら、結婚というべつの牢獄に志願してはいるとは、あなたも物ずきな人ですな」
第10位は、シェーンコップの結婚観が端的に表れているこちらの名言。バーラトの和約の後で、フレデリカ・グリーンヒルと結婚したヤンに対して投げかけたセリフです。居合わせたキャゼルヌやアッテンボローも素直に祝福しないので、ユリアンに「裏切者ぞろい」と言われてしまいます。
第9位:「女とコーヒーについては、死んでも妥協したくありませんでね」
第9位にランクインしたのも、やはり女性がらみのこの一言。キャゼルヌに「コーヒーの味に注文をつける余裕があるうちは、まだ大丈夫だな」と言われてわざわざこう返すあたりが、とてもシェーンコップらしいですね。
第8位:「私は自分の人生の終幕を老衰死ということに決めているのです」
第8位は、自身の最期について語るこのセリフ。シェーンコップは「壮烈な戦死など趣味ではない」とし、150年ほど生きるつもりだとうそぶいていましたが、実際には、彼は“壮烈な戦死”を遂げることになりました。150年という現実的でない極端な数字を挙げるあたりも、本当は本人も畳の上では死ねない可能性は十分に覚悟していたのかもしれません。
第7位:「おれは命令するのは好きだが、命令されるのはきらいでね」
第7位にランクインしたのはこちらの名言。人生のうえで一度は言ってみたいセリフですが、なかなか面と向かって吐けるものではありませんね。それをさらりと言ってのける大胆不敵さも、シェーンコップの魅力といえるでしょう。
第6位:「ワルター・フォン・シェーンコップ、37歳、死に臨んで言い残せり──わが墓碑に銘は要らじ、ただ美女の涙のみ、わが魂を安らげん、と」
第6位は、シェーンコップの最期の言葉となったこのセリフ。イゼルローン革命軍と帝国軍本隊との「シヴァ星域会戦」の際、ラインハルトの元へ向かうユリアンの血路を開いたシェーンコップは、一瞬の油断を衝かれ戦斧を背中に受けます。歴戦の勇士の最期にふさわしい、銀英伝の中でも屈指の名シーンといえるでしょう。
第5位:「信念なんぞないくせに、戦えば必ず勝つ。唯心的な精神主義者から見れば許しがたい存在でしょうな、こまった人だ」
第5位は、上司であるヤンを評したこちらのセリフです。「信念で勝とうとすることを嫌う」とはヤン本人の言ですが、いざシェーンコップに指摘されると、ヤンもいささか返答に窮します。彼は「……私は最悪の民主政治でも最良の専制政治にまさると思っている。(中略)こいつは、なかなかりっぱな信念だと思うがね」と、やや取り繕うように返しました。
第4位:「失礼ながら、提督、あなたはよほどの正直ものか、でなければルドルフ大帝以来の詭弁家ですな」
第4位は、ヤンとシェーンコップが初めて対話する重要なシーンでのこのセリフ。誰が見ても無理難題のイゼルローン攻略を引き受けた理由をヤンに質した際に、その答えを聞いて満足するとともに、ヤンという人物の稀有な特殊性を感じ取っていました。シェーンコップの観察眼がよく表れている名言といえるでしょう。
第3位:「要塞とか人妻とかいうものは、そう簡単に借りられないものですがね」
第3位は、もはやシェーンコップとは切っても切り離せない“女性がらみ”のこの名言です。得票数は188票で、得票率は8.3%となりました。
難攻不落のイゼルローン要塞について、「必要なものを必要の間だけ借りた。必要がなくなったら返すだけの事さ。」「(必要になったら)また借りるさ」と簡単に言ってしまうヤンに対し、さしものシェーンコップも少し呆れ気味にこのセリフを投げます。
要塞と人妻を重ね合わせ、しかも「ひっかけるしかないでしょう」と括ってしまうあたりに、シェーンコップらしさが表れていますね。
第2位:「この上は私も微力をつくすとしましょう。永遠ならざる平和のために」
第2位にランクインしたのはこちらの名言。得票数は227票で、得票率は10.1%でした。
イゼルローン要塞攻略に際し、最重要ミッションを託されたシェーンコップ。もしも彼が裏切ることになれば、作戦は水泡に帰すことになります。それほどの信頼を自身に向けるヤンに対して、その真意を問うためにこの戦いに何を望むかを尋ねました。
ヤンは「恒久平和なんて人類の歴史上なかった」と、望んだとしてもたかだか数十年の平和に過ぎないことを素直に認めます。すると、この回答に満足したシェーンコップは、このセリフとともに任務に赴きました。
第1位:「ちがうね、ピクニックってやつは、もっとまじめにやるものだ」
そして第1位は、こちらの名言となりました。得票数は289票で、得票率は12.8%となっています。
フレデリカがお弁当をヤンに手渡すほほえましいシーンを見て、アッテンボローが「これはピクニックだったのか」とからかったのを受けてのこのセリフ。暗殺計画からヤンを救出し、ハイネセンを脱出したという状況下を、ピクニックよりも不真面目と言いのけてしまう大胆さが、多くの人の印象に残っているようですね。
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