
【JASRAC】「平成の著作物使用料分配額」ランキングTOP50! 1位は「世界に一つだけの花」
日本における音楽著作権の管理事業を営んでいる一般社団法人日本音楽著作権協会、通称「JASRAC(ジャスラック)」。音楽の演奏のほか、カラオケやイベントで使用するBGM、音楽配信サービスでの利用など、さまざまな形態での楽曲使用に対し著作物使用料の徴収と権利者への分配を行っています。
今回は、JASRACが発表した「『平成』期における著作物使用料分配額ランキング」を紹介します。このランキングは平成元年(1989年)から平成31年(2019年)までの間に、作詞家や作曲家、音楽出版社などの権利者へ分配した著作物使用料の合計額をまとめたもの。CDなどの売上だけでなく、コンサートやカラオケ、放送などの利用も反映されています。それでは、さっそく上位に入った曲を見ていきましょう。
(出典:JASRAC「『平成』期における著作物使用料分配額TOP100を発表」)

第3位:エヴァンゲリオンBGM
第3位は「エヴァンゲリオンBGM」でした。 「新世紀エヴァンゲリオン」から始まるエヴァンゲリオンシリーズで使用された一連のBGMとなっており、鷺巣詩郎さんが作曲を担当。アニメのBGMとしては、屈指の人気・知名度を誇っています。
全期間における利用分野別分配額構成比を見てみると、ビデオ等(DVDの販売など)の利用が77.3%と圧倒的。次いで、配信(8.3%)、CD等(5.8%)と続いています。また、エヴァンゲリオン関連の楽曲では、テレビ版のオープニング曲となる「残酷な天使のテーゼ」が5位にランクインしました。

第2位:居酒屋
第2位は「居酒屋」でした。1982年にリリースされた楽曲で、五木ひろしさんと木の実ナナさんのデュエットソング。作詞は「津軽海峡・冬景色」「もしもピアノが弾けたなら」など数々のヒットソングを手がけた阿久悠さん、作曲は「勝手にしやがれ」などを手がけた大野克夫さんが担当しました。
利用分野別分配額では、カラオケでの利用が65.4%と最も高く、次いで社交場(バーやスナック、旅館など)での利用が12.8%という結果になっています。

第1位:世界に一つだけの花
そして第1位は、「世界に一つだけの花」でした。2016年に惜しまれながら解散したジャニーズグループ・SMAPの代表曲の1つ。元々は2002年リリースのアルバム「SMAP 015/Drink! Smap!」に収録されていた曲で、草彅剛さんが主演を務めたドラマ「僕の生きる道」の主題歌に使用されたことで知名度が上がり、シングル化が行われました。なお、シングル版とアルバム版では歌割りが異なっているため、聞き比べてみるのもおすすめです。
利用分野別分配額では、カラオケ(26.3%)、CD等(14.8%)、社交場(12.2%)での利用がTOP3となっていました。

ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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