弁護士や公認会計士、税理士など「士業」と呼ばれる資格は、高度な専門知識とスキルが求められる職業として知られています。国家試験の合格率が極めて低かったり、長期間にわたる学習が必要だったりと、取得の難易度が非常に高いため、「士業資格=狭き門」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、社会人を対象に「最も取得が難しいと思う士業資格は?」というテーマでアンケートを実施しました。
さまざまな分野で働く社会人から、「最も取得が難しい」と思われている士業資格はどれだったのでしょうか? さっそくランキングを見てきましょう!
調査概要
| アンケート実施日 | 2025年3月26日 |
|---|---|
| 調査対象 | 全国の社会人 |
| 有効回答数 | 492票 |
【社会人に聞いた】最も取得が難しいと思う「士業資格」ランキングTOP11
第2位:公認会計士
第2位は「公認会計士」でした。公認会計士は、会計と監査の専門知識を持つ専門家です。主に企業の監査業務や税務、会計、経理業務、さらに企業のコンサルティング業務などを担当。大手企業や上場企業が顧客となることが多く、医師、弁護士と並ぶ三大国家資格のひとつともされています。
試験は短答式と論文式の2段階に分かれており、多くの科目を並行して学ぶ必要があります。合格率は約10%と狭き門で、合格にはトータルで2500時間が最低限必要な学習時間とされる難関資格です。それでも、年齢や学歴に関係なく受験できるため、幅広い人にチャンスがある点が魅力といえるでしょう。
第1位:弁護士
第1位は「弁護士」でした。弁護士は、裁判での弁護活動や、法律を使った手続きの申立てなどを行う職業です。人と人の争いを解決するだけでなく、問題が起こる前に防ぐ役割も担っています。
弁護士になるには、まず司法試験の受験資格である予備試験に合格するか法科大学院を修了し、その後、司法試験に合格する必要があります。また、司法試験合格後には司法修習を修了する必要があります。予備試験の合格率は3〜4%と非常に低く、「法律系資格の最高峰」として知られていることから、弁護士は取得難易度が極めて高い資格といえるでしょう。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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