高齢者や障がい者、けが人、妊婦など、移動にサポートを必要とする人々(PRM=“Persons with Reduced Mobility”)が、安心して空港を利用できる環境とは――。英SKYTRAX社が毎年発表している「World Airport Awards」では、アクセシビリティやサポート体制に優れた空港を評価する「PRM/アクセシブル施設部門」が設けられています。2025年の最新ランキングでは、日本の空港が1位・2位を独占する結果となりました。今回は、世界中で高く評価された“やさしい空港”TOP10をご紹介します。
世界のアクセシブル空港ランキング
第2位:新千歳空港(日本・北海道)
第2位には北海道・新千歳空港が選ばれました。国内外から多くの観光客が訪れる空港でありながら、館内は段差の少ない構造、視覚障がい者向け案内設備、授乳室や多目的トイレなど、利用者にやさしい設計が随所に施されています。スタッフの対応力にも定評があり、アクセシビリティ対応の質の高さが評価されて今回の順位につながりました。
第1位:東京国際空港(日本・羽田)
2025年も「世界で最もアクセシブルな空港」に選ばれたのは羽田空港。PRMサポートにおいて7年連続の世界1位という快挙を達成しました。空港内のバリアフリー設計や、多言語対応のサポートデスク、乗降補助の体制など、細やかな配慮が行き届いており、国内外から高く評価されています。誰もが安心して移動できる空港として、世界中のPRM利用者にとって信頼の玄関口となっています。
以下からは「世界のアクセシブル空港」ランキング全順位を紹介していきます。
第10位:ヒースロー空港(イギリス)
第9位:チャンギ国際空港(シンガポール)
第8位:フィウミチーノ空港(イタリア)
第7位:シャルル・ド・ゴール空港(フランス)
第6位:フランクフルト空港(ドイツ)
第5位:イスタンブール空港(トルコ)
第4位:チューリッヒ空港(スイス)
第3位:仁川国際空港(韓国)
まとめ
空港は単なる移動の通過点ではなく、すべての人にとって安心して使える空間であるべき――そんな理念を体現しているのが、今回紹介した世界のアクセシブル空港たちです。中でも日本の羽田・新千歳は、利用者目線の細かな設計と丁寧な対応が評価され、世界のトップに輝きました。バリアフリーやPRM対応は、誰にとっても使いやすい空港づくりの要。旅の快適さを左右する指標として、今後さらに注目が集まりそうです。
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