世界には、巨額の資産を持つ富裕層が集中して暮らす都市があります。Henley & PartnersとNew World Wealthが発表した2025年版「世界で最も裕福な都市ランキング」は、各都市に居住するミリオネア(資産100万ドル以上の個人)の数や、その増加率、超富裕層(1億ドル以上の資産を持つ個人)の動向などを基に、世界の富の集中度を可視化したものです。経済・産業の集積だけでなく、不動産市場や投資先としての魅力も評価の一因となっています。

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「世界で最も裕福な都市」ランキング

画像はイメージです(画像:PIXTA
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第2位:サンフランシスコ(アメリカ)

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 第2位はサンフランシスコでした。シリコンバレーを擁するテック系富裕層の本拠地として、ハイテク産業から生まれた新興の超富裕層が多数居住しています。スタートアップの成功者やテック企業幹部による資産増加が著しく、高額不動産やベンチャー投資を通じた富の蓄積が、世界2位の地位を支えています。

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第1位:ニューヨーク(アメリカ)

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 第1位はニューヨークでした。アメリカ最大の経済都市であり、金融・不動産・テック・医療など多様な富を生み出す業種が集積しています。特にマンハッタンは超富裕層の集中地として知られ、世界の富が集まる象徴的な都市となっています。

 以下からは「世界で最も裕福な都市」ランキング全順位を紹介していきます。

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第10位:シドニー(オーストラリア)

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第9位:上海(中国)

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第8位:北京(中国)

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第7位:香港

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第6位:ロサンゼルス(アメリカ)

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第5位:シンガポール(シンガポール)

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第4位:ロンドン(イギリス)

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第3位:東京(日本)

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まとめ

 2025年版「世界で最も裕福な都市」ランキングでは、アメリカの都市が上位を占める一方で、東京は2年連続で3位にランクインしました。アジアからは中国の3都市を含む5都市がトップ10入りしており、地域としての存在感も際立っています。東京は多様な産業構造や安定した生活環境を背景に、世界の富裕層から支持を集める都市のひとつです。今後もその地位を維持するには、経済の持続力と都市の魅力向上が引き続き求められそうです。

参考