リクルート進学総研が、高校3年生の大学に対する志願度やイメージを調査した「進学ブランド力調査2021」の結果を発表しました。今回はその中から、東海の高校生が選んだ「自慢できそうな」大学のランキングを見ていきましょう。

（出典元：リクルート進学総研）

第3位：早稲田大学

　第3位は「早稲田大学」でした。建学の理念として「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」を掲げ、自由と多様性を重んじている大学です。勉強はもちろんスポーツや課外活動などに挑戦できる機会の提供にも努め、多くの学生がボランティア活動に取り組んでいるのも特徴です。

　これまでに60万人以上の学生が同大学を卒業。卒業生には、プロ野球選手の青木宣親さん、小説家の朝井リョウさん、フリーアナウンサーの羽鳥慎一さんなど各界の著名人が多く並びます。また東京2020オリンピックでは、スポーツ科学部に所属する須﨑優衣さんが女子レスリング50キロ級で金メダルに輝くなど、多くの選手が活躍しました。

第2位：東京大学

　第2位は「東京大学」でした。リベラルアーツ教育に注力している大学で、すべての学生は入学後最初の2年間、教養学部に所属して一般教養を広く学習。大学3年以降は、その中で興味を持った専門分野の学習に取り組みます。

　卒業生には、ノーベル物理学賞を受賞した江崎玲於奈さんやアナウンサーの小野文惠さん、プロゲーマーのときどさんなどがおり、多くの人がさまざまなジャンルの第一線で活躍。近年も、在学中に国内最大規模のピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」で特級グランプリを受賞したピアニストの角野隼斗さんなど、多彩な人材を輩出しています。

　今回の調査では「関東の高校生が選んだ自慢できる大学」や「関西の高校生が選んだ自慢できる大学」などのランキングで1位に輝きました。

第1位：名古屋大学

　そして第1位は「名古屋大学」でした。1871年に名古屋藩が設立した仮病院・仮医学校を起源とし、1939年に名古屋帝国大学として創立の後、学制改革によって1949年に現在の形となりました。人間・社会・自然に関する研究と教育を通じて、人々の幸福に貢献することを使命としています。

　2008年には益川敏英さんと小林誠さん、2014年には天野浩さんと、卒業生がノーベル物理学賞を受賞し、大きな注目を集めました。また近年は、多くの在学生が日本学術振興会育志賞を受賞したり、名古屋証券取引所の名証株式投資コンテストで優勝したりと、幅広い分野で数々の優秀な実績を挙げています。

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