2021年8月10日から8月16日まで、ねとらぼ調査隊では「仮面ライダーシリーズで一番好きな作品は？」というアンケートを実施しました。

　投票対象は「仮面ライダー」から「仮面ライダーセイバー」までの35作品です。今回のアンケートでは、総数3294票の投票をいただきました。ありがとうございます！　それでは結果を見ていきましょう。

第10位：仮面ライダー

　第10位は121票を集めた「仮面ライダー」です。1971年4月3日に放送が開始された記念すべき初代仮面ライダーとなります。

　優秀な科学者でオートレーサーの大学生・本郷猛が、悪の秘密結社ショッカーに捕らわれ改造されてしまいます。二度と人間に戻れない悲しみを抱えながら、世界の平和のために戦い続けるストーリーです。

第9位：仮面ライダーエグゼイド

　第9位は132票を集めた「仮面ライダーエグゼイド」です。2016年10月2日から2017年8月27日まで放送された作品で、仮面ライダー生誕45周年記念作品として製作されました。

　仮面ライダーのデザインやモチーフに「ゲーム」の要素を取り入れ、これまでにないライダーとなりました。ライダーがSDキャラクターのような三頭身から等身大へと変形するのも特徴となっています。

第8位：仮面ライダー龍騎

　第8位は134票を集めた「仮面ライダー龍騎」。2002年2月3日から2003年1月19日にかけて放送された作品です。

　「13人の仮面ライダーが自らの望みを叶えるために最後の1人になるまで殺し合い続ける」という設定で、悪役なのに仮面ライダーを名乗る登場人物や、カードゲームの要素を取り入れたバトルなどが、斬新であり話題となりました。

第7位：仮面ライダーゼロワン

　第7位は160票を集めた「仮面ライダーゼロワン」。2019年9月1日から2020年8月30日まで放送された、令和初の仮面ライダーです。

　キャッチコピーも「令和仮面ライダー元年」とし、新時代の到来にふさわしい人工知能（AI）がテーマに掲げられています。

第6位：仮面ライダー555

　第6位は174票を集めた「仮面ライダー555」です。2003年1月26日から2004年1月18日まで放送され、仮面ライダーシリーズで初の地上デジタル放送対応となりました。

　ストーリーでは敵となる怪人にもスポットが当てられ、悪へと変わってしまった者たちの苦悩も描かれるようになり、大人からの人気も上々。主人公が使う「ファイズドライバー」は、当時はやりだした携帯電話などがモチーフとなっており、おもちゃは100万本以上を売り上げる大ヒットとなりました。

第5位：仮面ライダークウガ

　第5位は213票を集めた「仮面ライダークウガ」。2000年1月30日から2001年1月21日まで放送された作品です。「仮面ライダーBLACK RX」終了から10年4ヶ月ぶりのテレビシリーズとなりました。

　この作品からドラマ性が高まり「クウガと警察が協力する」「技名を叫ばない」など、社会との整合性が重視されています。

第4位：仮面ライダービルド

　第4位は258票を集めた「仮面ライダービルド」です。2017年9月3日から2018年8月26日まで放送され、平成仮面ライダー史上最高のIQと言われる桐生戦兎が主人公として活躍しました。

　天才物理学者と設定されている戦兎は、変身に動物や機械などさまざまな物の力が封じ込められたアイテム「フルボトル」を使用し、戦いの中でビルドの姿を変え、新しいフォームの能力を元に「勝利の法則」を編み出していきます。

第3位：仮面ライダー電王

　第3位は260票を集めた「仮面ライダー電王」。2007年1月28日から2008年1月20日まで放送された作品です。仮面ライダーのモチーフが「電車」で怪人のモチーフが「おとぎ話に登場する生物」など、これまでにない設定となりました。

　モモタロスをはじめとしたイマジンと呼ばれる侵略者が、仮面ライダーや主人公に憑依してパワーアップする設定も斬新なものでした。

第2位：仮面ライダーオーズ/OOO

　第2位は277票を集めた「仮面ライダーオーズ/OOO」。2010年9月5日から2011年8月28日まで放送された作品です。本作の第28話は初代「仮面ライダー」の第1話から数え、シリーズ放送話数で通算1000回を迎えたことにより話題となりました。

　変身ベルト「オーズドライバー」には、3種類のコアメダルと呼ばれるメダルを組み合わせることで、さまざまな力を発揮するシステムも画期的。おもちゃのメダルはあまりの人気の高さに社会現象にもなりました。

第1位：仮面ライダーW

　第1位は310票を集めた「仮面ライダーW」。2009年9月6日から2010年8月29日にかけて放送された作品です。2人で1人の仮面ライダーに変身するという、シリーズ初の設定が採用されました。

　変身ベルトに左右それぞれ1本ずつのガイアメモリを装着し変身すると、右半身と左半身でそれぞれ別の色となる斬新な設定。多種多様な組み合わせができて、色によってまったく異なる武器や能力を発揮します。主人公を演じた桐山漣さんと菅田将暉さんの人気も高まり、大ヒット作品となりました。

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