「小学校の給食費が高い都市」ランキング 1位は「長野県長野市」の5万9082円【2021年7月時点】

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 総務省統計局は、消費者物価指数などに関する基礎資料を得るために、毎月全国規模で「小売物価統計調査」を実施し、国民の消費生活上重要な商品の小売価格やサービスの料金などを調査しています。

 今回はこちらの調査結果から、2021年度の小学校の給食費が高い都市をランキング形式で見ていきたいと思います。調査対象都市は、都道府県庁所在市と人口15万以上の市。給食費は、公立小学校5年生の完全給食にかかる年間費用で、各自治体が事前に立てた年間計画に基づく報告をベースとしています。今回は2021年7月時点のデータを参照します。

(出典:総務省統計局「小売物価統計調査」

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第3位:岡山県岡山市

 第3位は「岡山県岡山市」でした。2021年度の年間給食費は5万5374円。月額およそ4600円となっています。岡山市の公式Webサイトでは毎月、学校給食のメニューから1品をピックアップして、そのレシピを公開しています。気に入ったメニューを自宅でも食べられるのは、うれしいですね。

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第2位:新潟県長岡市

 第2位は「新潟県長岡市」でした。2021年度の年間給食費は5万7343円。給食内容のより一層の充実と経費の適正化を進めるため、2000年から給食の調理業務を民間に委託しているのが特徴です。

 長岡市が給食業務に関する意見交換のために実施した学校給食運営協議会や給食試食会では、「アレルギー対応や衛生面での配慮など、徹底されている」「調理業務、衛生管理から子どもたちとのふれあいまで積極的に行っていただいている」といった意見が上がっています。

画像は「柳醸造」プレスリリースより引用
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第1位:長野県長野市

 第1位は「長野県長野市」でした。2021年度の年間給食費は5万9082円。長野市は地産地消を推進しており、給食の食材は長野市内産・長野県内産を優先して使っています。

 また安全安心な給食を提供するため、各給食センターでは環境衛生試験所による食材の検査を実施。ほかにも、金属異物の混入を防ぐための金属探知機による検査や、野菜に付着している汚れや虫などを取り除くために3回以上の水洗いを行うなど、徹底した衛生管理に取り組んでいます。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください。

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