小池百合子氏の圧勝に終わった今回の東京都知事選、投票率は「55.0％」でした。これは前回選（2016年）を4.73ポイント下回りましたが、過去の都知事選の中では特別に低い数字というわけではありません。

　公開されている「都知事選挙投票率」の推移を見ると、平成以降の直近10回の中では上から5番目、下から6番目。10回の平均投票率が54.07％ですから、ほぼ平均的な投票率だったということになります。

選挙に行かない人は「なぜ行かない」のか？

　コロナ禍の真っただ中で、来年には東京五輪が控えるなど、比較的世間の関心が集まりやすいタイミングだったと思われる今回。それでも投票に行かなかった人は半数弱いました。

　「選挙に行くのは当然」と考える層からすれば、行かない層に対して思うところはあるかもしれませんが、ただ非難などするだけでは溝は深まるばかりです。一方で、行かない層の考えを聞き、フラットにその理由に耳を傾けることには意味があるのではないでしょうか。

　本記事では『あなたが「選挙に行かなかった理由」教えてください』と題して、アンケートを実施します。特に今回の都知事選に限ることなく、過去に一度でも選挙に行かなかった経験がある人はどなたでもお答えください。選択肢は以下の通り。

• 出掛けるのが面倒だったから
• 忙しい／別の予定を優先したから
• 政治に関心がないから
• 政治のことがよく分からないから
• 投票したい候補者がいないから
• 自分が投票しなくても影響はないと思うから
• その他（コメント欄にお願いします）

　上記に適切な回答がない場合は、「その他」を選んでその理由をコメント欄に書き込んでください。ご協力、よろしくお願いいたします。