日本海に面し、自然と都市のバランスに優れる石川県。県内では、進学実績の向上や学習環境の整備が進み、注目を集める公立高校もあります。

 ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、石川県在住の60代以上を対象に「近年評価が高まっていると思う石川県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

 地元の60代以上から支持を集めたのは、どの公立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!

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調査概要

アンケート実施日2025年3月5日
調査対象石川県在住の60代以上の男女
有効回答数174票
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【地元の60代以上に聞いた】「近年評価が高まっていると思う石川県の公立高校」ランキング

画像はイメージです(画像:PIXTA
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第2位:金沢二水高校

 第2位は、得票率18.4%の「金沢二水高校」でした。

 金沢市に位置する金沢二水高校は、1948年に創立された「金沢第二高等学校」を前身とする県立高校です。校訓「自由・闊達・明朗・真摯・清新」のもと、「グローバル社会を生き抜く創造的な人材の育成」「適性の発見と進路の確立」「健康・明朗にして、人間性豊かな品格の陶冶」を教育目標としています。

 文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)文理融合型」の指定を受け、創造的思考力を備えた科学技術人材の育成に注力。また、石川県の「いしかわニュースーパーハイスクール(NSH)推進事業」や「STEAM教育推進事業」の指定も受けていて、さまざまな教育活動に取り組んでいます。雨天練習場や太陽光発電設備、和室やトレーニングマシーンなど、設備が充実しているところも魅力。

 2025年の大学入試では、国公立大学は金沢大学・富山大学、私立大学は立命館大学・関西学院大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。

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第1位:金沢泉丘高校

 第1位は、得票率19.5%の「金沢泉丘高校」でした。

 金沢市に位置する金沢泉丘高校は、1893年に開校した「石川県尋常中学校」を前身とする県立高校です。「心身一如」を校是、「真理を求め、勉学を第一義とすること」「情操を豊かにし、自らの品位を高め、他者の人格を重んずること」「正義を愛し、誠実にして、社会から信頼されること」を教育目標としています。

 すべての教科・科目において、基礎・基本を土台とした本質に迫る授業を追求。2年次から「SGコース」「普通コース」に分かれる「普通科」と、「理数科」の2学科が設置されています。普通コースは台湾への修学旅行、SGコースはアメリカへの海外研修、理数科はアメリカへの海外科学研修を行うところも特徴。運動部・文化部・同好会あわせて44のクラブがあり、加入率は毎年90%を超えるなど、勉学だけでなく部活動にも力を注いでいます。

 2025年の大学入試では、国公立大学は大阪大学・金沢大学、私立大学は立命館大学・同志社大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。

 ランキングの全順位は、以下からご覧ください!

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第10位:羽咋高校

第9位:七尾高校

第8位:小松明峰高校

第7位:金沢西高校

第6位:小松高校

第5位:金沢錦丘高校

第4位:金沢桜丘高校

第3位:金沢大学附属高校

第2位:金沢二水高校

第1位:金沢泉丘高校

調査結果

順位高校名割合
1金沢泉丘高校19.5%
2金沢二水高校18.4%
3金沢大学附属高校14.4%
4金沢桜丘高校12.6%
5金沢錦丘高校12.1%
6小松高校8.6%
7金沢西高校5.7%
8小松明峰高校5.2%
9七尾高校2.3%
10羽咋高校1.1%

調査概要

アンケート実施日2025年3月5日
調査対象石川県在住の60代以上の男女
有効回答数174票

参考