この数年、夏場は熱中症の危険が差し迫るような気温が続いています。扇風機やサーキュレーターを用いた自然な風を送るのも良いですが、エアコンで室温を調節するのも体調管理には向いています。以前と比べ、省エネを意識したモデルも多く、つけっぱなしでも賢く自動運転してくれるようなモデルも増えてきました。ここでは、そんなリビングエアコンを6モデル紹介します。

リビングエアコンとは？

　主に6畳以上をカバーする、室内機と室外機から構成されるエアコンのことです。各社からさまざまな機種が発売されており、静音モードや除湿モードを備えているモデルもあります。また、最近では自動クリーニング機構や無線LAN接続、音声操作を備えたモデルも増えています。

リビングエアコンの選び方

　まずは使用する部屋の広さに対応したモデルを選びましょう。さまざまな機能がありますが、エネルギー消費効率や消費電力を公開しているモデルが多いので、実際の電気代に近い金額をシミュレーションすることもできます。室外機の大きさも事前にチェックしておくと、設置工事の際にスムーズに進みます。

おすすめ商品紹介

　リビングエアコンとしての基本的な機能は、各社とも大きな差がありません。自動クリーニング機構や空気清浄機能のような付加価値の高い機能を搭載したモデルもあるので、必要な機能を装備したモデルを選びましょう。また、設置後の掃除のしやすさにも注目すると良いでしょう。

IRIS OHYAMA IHF-2204G

　IRIS OHYAMAから発売されている「IHF-2204G」は、6畳用のエアコンです。本体に搭載したディスプレイにより、現在の温度が見える安心設計となっています。また、上下左右にルーバーが自動で動くので、効率よく室内の空気を循環することができます。静音運転にも対応しており、除湿モード、おやすみモードなども搭載しています。自動内部クリーン機能も搭載しています。

Panasonic CS-251DFL-W

　Panasonicから発売されている「CS-251DFL-W」は、8畳用のエアコンです。内部クリーン機能により、エアコン内部のカビを抑制し、いつも清潔に保ちます。また、運転終了後、エアコン内部を加熱し乾燥してニオイを除去します。さらに親水コーティングにより、埃を洗い流すので、より清潔な状態を保てます。専用アプリによりスマートフォンからの操作にも対応しています。

HITACHI RAS-AJ22J-W

　HITACHIから発売されている「RAS-AJ22J-W」は、6畳用のエアコンです。狭いスペースやベランダにもすっきり収まるコンパクト設計で、外気温10°から使えるソフト除湿機能を搭載しています。運転後に自動でエアコン内部を乾燥させるエアコン内部クリーン機能も搭載しています。

SHARP AY-L22S

　SHARPから発売されている「AY-L22S」は、6畳用のエアコンです。プラズマクラスター7000を搭載しており、空気を清浄します。また、無線LAN機能を搭載しており、専用のアプリを使えばリモコンよりきめ細かな設定ができ、便利に使えます。熱交換器に付いた汚れを洗い流す熱交換器クリーニングと、エアコン内部の湿度をカットする内部清浄機能も搭載しています。

Hisense HC-S25DWS

　Hisenseから発売されている「HC-S25DWS」は、8畳用のエアコンです。室内熱交換器を冷やし、周囲の水分を付着させて凍らせた後に一気に溶かして洗い流す「冷凍洗浄」と、冷房・除湿運転後に自動で内部を乾燥させる「暖房乾燥」で、カビやニオイの発生を強力に抑制します。また、業界トップクラスの静音性を実現しています。リモコンには、夜でも操作が分かりやすいバックライトと蓄光ボタンを採用し、いつでも快適に操作することができます。

三菱電機 MSZ-GE4020S-W

　三菱電機から発売されている「MSZ-GE4020S-W」は、14畳用のエアコンです。赤外線センサーが床温度を検知し、快適な空調をおこなうフロアアイ機能を搭載しています。また、フラップを開いて通風路の内部まで清潔に保ち、前面パネルやエアフィルターを外せることで熱交換器の手入れが簡単にできます。室外機周辺の温度が46°になっても運転が止まらない「STRONG冷房」機構を採用しています。

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