私たちが持っている名字にはそれぞれの由来があり、また地域によって分布差があります。日本の首都である東京都には、どの名字の人が多いのでしょうか?

 名字を専門的に調査している「名字由来net」は、2025年4月時点の政府発表統計および全国電話帳データを基に、各都道府県で人口の多い名字をランキング形式で公開しました。本記事では調査結果から東京都のランキングを紹介します。

 東京都に住む人の中で多いのは、どの名字だったのでしょうか。結果を見ていきましょう!

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(出典元:東京都名字(苗字)ランキング|名字検索No.1/名字由来net|日本人の苗字・姓氏99%を掲載!!

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「東京都で多い名字」ランキングTOP30

画像:写真AC
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第2位:佐藤

 第2位は「佐藤」で、人数は約21万8000人でした。佐藤は全国で約180万人が持つ名字です。比率では秋田県(約7.7%)や山形県(約7.2%)、宮城県(約7.0%)と東北地方で多く見られます。

 平安時代に平将門の乱を鎮めた藤原秀郷の子孫である左衛門尉公清が称したとする説や、藤原秀郷の末裔であることを表す「佐野の藤原氏」から佐藤とした説など、由来は諸説あるそうです。

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第1位:鈴木

 第1位は「鈴木」で、人数は約25万3000人でした。鈴木は全国で約175万人が持つ名字です。比率で見ると静岡県(約5.2%)に福島県(約4.2%)、山形県(約3.4%)と全国各地でよく見られます。

 由来は諸説ありますが、現在の和歌山県と三重県南部として知られる紀伊国から広まり、和歌山県新宮市で神主だった穂積氏が鈴木を名乗ったことが有力とされています。

 ランキングの全順位は、以下からご覧ください!

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第30位:中島

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第29位:青木

第28位:阿部

第27位:池田

第26位:金子

第25位:橋本

第24位:小川

第23位:林

第22位:石川

第21位:山崎