英語力を測るための世界共通テストとして、日本でも広く知られている「TOEIC」。Listening(リスニング)、Reading(リーディング)、Speaking(スピーキング)、Writing(ライティング)の分野ごとに、英語によるコミュニケーション能力を検定しています。
今回は日本でTOEIC Programを実施するIIBCが発表した「国別のTOEIC平均スコアランキング」から、特に「Speaking」のスコアが上位だった国を見てみましょう。ちなみに、日本は対象となった23カ国中20位と、ふるわない成績でした。
【出典】IIBC「2020年 TOEIC Speaking & Writing Tests」
第2位:フィリピン(155点)
第2位となった国は2つあり、まずは「フィリピン」でした。Speakingの平均スコアは155点です。フィリピンの公用語はフィリピノ語と英語であり、小学校1年生から英語の授業が始まるほか、その他の科目の授業も低学年からすべて英語でおこなわれるなど、英語教育が充実しています。映画も字幕なしで上映されるなど、文化の深いところまで英語が浸透しているようです。
第2位:アルゼンチン(155点)
第2位のもう一つの国は「アルゼンチン」でした。Speakingの平均スコアは同じく155点です。アルゼンチンも英語教育に力を入れており、2006年以降、公立学校の4年生から12年生までの9年間、外国語として英語を学ぶことが必須となっています。また英語学習期間が10年を超えるTOEIC受験者が70%以上と、長期的な視点から英語学習を続ける人が多いのも同国の特徴です。
第1位:ドイツ(166点)
第1位は平均スコア166点の「ドイツ」でした。ドイツの公用語はドイツ語ですが、国内全16州すべての州で基礎学校(日本における小学校)での外国語教育が必須とされており、そのうち約半数の学校が英語を第一外国語として教えています。指導内容は座学中心の日本とは異なり、「話す・聞く」を中心としたコミュニケーション重視となっています。
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