注文住宅の基礎知識や全国のハウスメーカー・工務店の情報を発信するメディア 「おうちパレット」が、「東京23区の住みやすさ」に関する調査を23区在住の男女に行い、その結果を発表しました。今回はさまざまな観点から行われたランキングから、「治安の良さランキング」を紹介します。

第3位：中央区

　第3位は「中央区」でした。警視庁が発表している「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」によると、2020年の中央区の犯罪認知件数は1768件となっています。

　中央区では、区が行う「安全・安心おまかせ出前相談」を受けるなどの条件を満たした場合、防犯性能の高い鍵の取り付け・交換やセンサー付きライトの設置など、住まいの防犯設備の設置費用に助成を行うといった取り組みを行っており、防犯対策に力を入れています。

第2位：文京区

　第2位は「文京区」。2020年の文京区の犯罪認知件数は912件となっており、東京23区の中では最も認知件数が少ないエリアです。

　文京区では、区民のボランティアと協力し、犯罪抑止対策の一環としてパトロールカーで巡回する「青色防犯パトロール」を行っています。また、地域をあげて防犯対策を推進する「安心・安全まちづくり推進地区」の指定が認められた地域には金銭的な補助を行うなど、地域住民の協力のもと、安心して暮らせる地域社会づくりに努めています。

第1位：目黒区

　第1位は「目黒区」でした。2020年の目黒区の犯罪認知件数は1444件で、東京23区では3番目に認知件数が少ない区となっています。

　犯罪の防止や子どもの安全確保のため、目黒区ではパトロールカーによる「生活安全パトロール」を実施。学校や区の施設の巡回や、公園や児童遊園などの巡回などを日夜行っています。また町内会や自治会を中心とした団体などが自主パトロールを行うなど、地域住民によるパトロール活動も活発です。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！