最近ではドラム式洗濯機が普及してきていますが、設置スペースを多くとったり、振動が問題となって導入ができなかったりというケースもあります。従来型の縦型洗濯機は、製品としての完成度が高く、一般的な洗濯パンに無理なく設置できることから、現在でも人気があります。ここでは、そんな縦型洗濯機を6モデル紹介します。

縦型洗濯機とは？

　従来からあるスタイルの、上から洗濯物を投入するタイプの洗濯機です。多くは全自動タイプで、特別な事情がない限りは二層式を選択することはないでしょう。製品として成熟した時期にあるので、大きな問題を抱えることは少なく、安心して購入できる白物家電の代表格です。

縦型洗濯機の選び方

　設置スペースと水道の位置を把握してから、製品を選びましょう。通常の洗濯パンの中に設置すればまず問題はおきませんが、必要であれば振動防止ゴムなどを挟んでみても良いかもしれません。屋外に設置する場合は、熱や紫外線による経年劣化が発生することもあるので、操作パネルの素材には注意が必要なこともあります。

おすすめ商品紹介

　各社とも容量以外では基本的な操作や機能・性能は横並びだと思って間違いありません。スタンダードな製品なので、メーカーの好みやデザインで選んでも問題はないでしょう。上蓋の開けやすさや洗濯物の取り出しやすさも重要なポイントとなりますので、可能であれば実物を見てから購入されることをお勧めします。

IRIS OHYAMA IAW-T602E

　IRIS OHYAMAから発売されている「IAW-T602E」は、6キロ対応の縦型洗濯機です。洗濯・脱水槽の回転で水分をしっかり飛ばし、部屋干しのニオイを抑える「部屋干しモード」を搭載しています。また、洗濯量や汚れ具合に応じて洗い方を自由にアレンジでき、脱水のみなどの単独運転も可能となっています。丈夫で汚れに強いステンレス槽を採用しています。

SHARP ES-GE7E-W

　SHARPから発売されている「ES-GE7E-W」は、7キロ対応の縦型洗濯機です。穴なし槽を採用しており、洗濯槽の外側や底裏についた黒カビや汚れが槽内へ侵入するのを防ぎます。また、節水効果もあり、洗濯一回あたり26Lの節水ができます。イルカの尾びれと表皮のしわの形状をパルセーターに応用し、水流を大幅に強化しています。

Hisense HW-K55E

　Hisenseから発売されている「HW-K55E」は、5.5キロ対応の縦型洗濯機です。ボディ幅50cmのスリム設計で、置き場所を選びません。また、改良されたパルセーターが立体的で強力な水流を生み出し、服の絡みを抑制しながらしっかり汚れを落とします。乾燥時間を早くすることができる「風乾燥」機能も搭載しています。

Panasonic NA-FA80H8-W

　Panasonicから発売されている「NA-FA80H8-W」は、8キロ対応の縦型洗濯機です。ビッグサークル投入口を採用しており、毛布などの大物も出し入れしやすい大型の投入口で使いやすくなっています。また、パワフル立体水流で洗濯物のムラを抑えて、濃密泡が皮脂汚れをしっかりと洗浄します。自動槽洗浄やカビクリーンタンクも搭載しており、常にきれいな状態で使うことができます。

HITACHI BW-X120EW

　HITACHIから発売されている「BW-X120EW」は、12キロ対応の縦型洗濯機です。洗濯のさまざまな状況をセンシングして、賢くきれいに洗う「AIお洗濯」コースを搭載しています。また、自動で適量を投入する「液体洗剤・柔軟剤自動投入機能」も備えています。黄ばみをすっきり落とす「つけおきナイアガラビート洗浄」たっぷりの水を循環させる「ナイアガラシャワー」も搭載しています。

TOSHIBA AW-8DH1

　TOSHIBAから発売されている「AW-8DH1」は、8キロ対応の縦型洗濯機です。洗剤の洗浄成分の効果を高める抗菌ウルトラファインバブル洗浄で、繊維の奥にしっかり浸透して、汚れを落としやすくします。また、抗菌メガシャワー洗浄で、Ag+抗菌ビーズから溶け出した抗菌成分が、ウルトラファインバブルとともに繊維のすき間に入り込み、衣類にしっかり浸透します。洗濯のたびに抗菌して、部屋干し臭などの元になる雑菌が衣類に繁殖するのを防ぎます。

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