本日9月9日は「温泉の日」です。これは温泉の源泉数・湧出量ともに日本一を誇る大分県の、中西部にある九重町が制定したもの。同町にあるさまざまな温泉郷のうち主要な9つの温泉を総称して「九重九湯」(ここのえきゅうとう)と呼ばれていたことが、日付の由来となっています。ちなみに、この「温泉の日」のほかにも、2月22日の「温泉マークの日」や5月26日の「源泉かけ流し温泉の日」など、日本にはさまざまな温泉にまつわる記念日が存在しています。
そこで今回は「温泉の日」にちなんで、「50代が選ぶ行ってみたい『日本百名湯の温泉』ランキング」を紹介します!
このランキングは、2024年9月にねとらぼにて実施したアンケートに基づくもの。泉質や効能の異なる多様な温泉がある日本百名湯の中で、50代の人から支持を集めたのはどの温泉だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
※ランキング結果は2024年9月時点のものです。
調査概要
| 調査期間 | 2024年9月10日 ~ 9月18日 |
|---|---|
| 有効回答数 | 138票 |
| 質問 | 「日本百名湯」に登録されている温泉で行ってみたいのは? |
【50代が選ぶ】日本百名湯で行ってみたい「温泉」ランキング
第4位:白骨温泉
第4位は「白骨温泉」でした。長野県松本市に広がる白骨温泉は、乗鞍岳の山腹に位置する、豊かな自然に囲まれた温泉地です。湯船に温泉の成分が付着し、白い骨のように見えたことから「白骨温泉」と呼ばれるようになったとされています。
鎌倉時代に湧出したとされる、数百年の歴史を持つ名湯で、季節や源泉の違いによって、さまざまな湯が楽しめるところも特徴。古くから「3日入れば、3年風邪をひかない」と伝えられているほどの効能があるため、病気やケガを治したい人が多く訪れています。
第4位:銀山温泉
第4位は、同率で「銀山温泉」も選ばれました。山形県尾花沢市に広がる銀山温泉は、銀山川の両岸に木造の温泉旅館が立ち並び、夕暮れになるとガス灯に火のともるレトロな景観が楽しめます。江戸時代初期に栄えた「延沢銀山」が名称の由来といわれています。
NHKの朝の連続テレビ小説「おしん」の撮影地としても知られているほか、雪の夜にはさらに美しい姿を見せてくれます。温泉はもちろん、尾花沢牛や尾花沢蕎麦などのご当地グルメが楽しめるほか、周辺には落差22メートルを誇る「白銀の滝」などの観光スポットがあるところも魅力です。
第2位:登別温泉
第2位は同率で2つの温泉が選ばれました。一つ目は「登別温泉」です。登別温泉は北海道登別市の温泉で、札幌から車で約1時間40分、新千歳空港から約1時間の位置にあります。江戸時代から明治時代にかけて温泉宿や道路が整備され、現在では北海道を代表する温泉地となりました。
近隣にあるカルルス温泉を含めると、10種類もの泉質の温泉が湧き出ていることが登別温泉の特徴です。これだけ多くの泉質のお湯に浸かれる温泉地はなかなかないだけに、ぜひ足を運んでみたいと思う人は多いのではないでしょうか。
第2位:酸ヶ湯温泉
同率2位の二つ目は「酸ヶ湯温泉」でした。酸ヶ湯温泉は、青森県・八甲田山の標高約900メートルの高地にある温泉です。高い効能を持つ温泉として古くから親しまれ、1954年には国民保養温泉地第1号に指定されました。
酸ヶ湯温泉の名物は、160畳もの広さを誇るヒバ造りの混浴大浴場「ヒバ千人風呂」です。熱の湯・冷の湯・四分六分の湯・湯滝と呼ばれる源泉があり、一つの浴室内で色々な泉質の温泉を楽しむことができます。
第1位:乳頭温泉郷
第1位は「乳頭温泉郷」でした。秋田県の乳頭山麓に点在する七湯を総称して乳頭温泉郷と呼ばれています。七湯はそれぞれ独自の源泉を持っているため、さまざまな泉質の温泉を楽しめます。
多様な泉質と温泉宿があるだけに、一度訪れただけでは楽しみ切れないのが乳頭温泉郷の魅力。季節によってもまた違った魅力があるため、時期を問わず何度も訪れたくなるような温泉地です。
ランキングの全順位は、以下からご覧ください!
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