頻繁にトレンド急浮上する「マジョルカ」とは? トレンド入りの理由と意味を解説

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 6月中旬から、Googleトレンドでよく見るようになった単語「マジョルカ」。本記事では「マジョルカ」の意味とトレンドでよく見るようになった理由を解説していきます。

画像は「RCDマジョルカ」公式サイトより引用
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「マジョルカ」の意味は?

 マジョルカとは、スペインにある「マジョルカ島」を本拠地としたスペインのサッカークラブ「RCDマジョルカ(マヨルカ)」のことを指しています。

 「マジョルカ」はFCバルセロナやレアル・マドリードなどが所属するラ・リーガ(リーガ・エスパニョーラ)のサッカークラブの一つです。

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「マジョルカ」が頻繁にトレンド入りする理由

 「マジョルカ」が頻繁にトレンド入りするようになった理由は、6月11日にラ・リーガが再開したことに起因します。「マジョルカ」に所属する日本人のサッカー選手、久保建英さんが試合に出場し、その結果が報道されるため、話題となってトレンド入りを果たしています。

 久保建英さんは、現在19歳のサッカー選手です。ユース時代、2011年~2015年までを、リオネル・メッシを育てたことでも知られるFCバルセロナの育成機関「ラ・マシア」で過ごし、2015年3月からはFC東京に所属。18歳になる2019年6月に、レアル・マドリードへの移籍が決定。レアル・マドリードの下部組織「レアル・マドリード・カスティージャ」でのプレイが決まっていましたが、「マジョルカ」への期限付き移籍が決定し、現在はマジョルカにてプレイをしています。

 日本人のサッカー選手で、若くして世界トップクラスのクラブで活躍し、存在感を放っている久保建英さんが所属しているからこそ、トレンド入りしているようです。

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「マジョルカ」の盛り上がり

 SNS分析ツールで「マジョルカ」を含んだツイートを解析した結果、6月14日に大きな話題となり、その後数日おきに話題になっていることが分かります。

 大きなフックがあった6月14日を見てみましょう。前日の6月13日、ラ・リーガ再会後の初となるマジョルカの試合がありました。対戦相手はバルセロナで、0-4で負けはしたものの、久保建英さんが得意とするサイドからの切り崩しで存在感をアピールしました。古株となるバルセロナとの試合ということもあり、大きな話題となりました。

 また、大きなフックがあった6月25日を見てみると、所属しているレアル・マドリードとの直接対決がありました。マジョルカは2-0で負けましたが、レアルのジダン監督は「今日の試合で才能を示した」と久保建英さんについて言及したことでも注目されました。

 さらに7月13日、「マジョルカ」が再びGoogleトレンド上位に浮上。7月13日、マジョルカはセビージャとの試合があり、久保建英は12試合連続で先発で出場するも、見せ場が無く0-2で負けてしまいます。現在スペインリーグの1部(セ・リーガ)の残留をかけ戦っているマジョルカは、残り2試合で勝ち点4、つまり最低で1勝1分け以上が必要となりました。久保建英は現地紙に「存在感を失った」と低評価となり、残り2試合での活躍が期待されています。

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「マジョルカ」の評価

 「マジョルカ」を含んだツイートについて、ポジネガ判定を行うと、77.2%がポジティブな反応であると分類されました。

 頻出関連語には「ドリブル」「活躍」「キレキレ」など、久保建英さんのプレイへの感想の多く見られました。久保建英さんの今後について注目しているサッカーファンが多いようです。

調査概要

調査期間2020年6月1日~7月13日
調査対象Twitter
調査件数7124件(10%サンプリング)
調査キーワードマジョルカ
調査方法対象期間のTweetを「クチコミ@係長」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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