豊かな自然に囲まれ、水資源にも恵まれている中部地方。地域住民に長く親しまれてきた一級河川の中には、地域住民以外には読みづらい名称を持つ河川もあるかもしれません。

 ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、関東地方在住の男女を対象に「地元民しか読めないと思う中部地方の一級河川」というテーマでアンケート調査を実施しました。

 関東地方に住む人から「地元民しか読めない」と思われているのは、どの一級河川だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

advertisement

調査概要

アンケート実施日2025年8月20日
調査対象関東地方在住の男女
有効回答数411票
advertisement

【関東在住者に聞いた】地元民しか読めないと思う「中部地方の一級河川」ランキング

画像:写真AC
advertisement

第2位:揖斐川(いびがわ)

 第2位は、得票率23.6%の「揖斐川」でした。揖斐川(いびがわ)は、岐阜県揖斐郡藤橋村の冠山を源流とし、三重県桑名市から伊勢湾に注ぐ一級河川です。幹川流路延長約121キロメートル、流域面積約1840平方キロメートルで、木曽川と長良川を並ぶ「木曽三川」のひとつに数えられています。

 揖斐川の名称は、揖斐荘(現揖斐川町)を貫流する河川として名付けられた説が有力。また、「揖斐」は、水田へ水を引くための管や樋を表す「井樋」が語源と考えられています。

advertisement

第1位:雲出川(くもずがわ)

 第1位は、得票率24.1%の「雲出川」でした。雲出川(くもずがわ)は、三重県津市と奈良県宇陀郡御杖村の県境にある三峰山を源流とし、伊勢平野に出て伊勢湾に注ぐ一級河川です。幹川流路延長約55キロメートル、流域面積約550平方キロメートルを誇り、流域には桜の名所として知られる「亀ヶ広桜並木」などの観光スポットがあります。

 雲出川の名称は、河口部に広がる塩田の塩釜から立ち上る煙が雲のように見えたことに由来する説や、上流山地部に雲が多く、渦を巻く様子が下流部からよく見えたことに由来する説などが有力のようです。

 ランキングの全順位は、以下からご覧ください!

advertisement

第15位:木曽川(きそがわ)

第13位:菊川(きくがわ)

第13位:安倍川(あべかわ)

第12位:大井川(おおいがわ)

第10位:豊川(とよがわ)

第10位:天竜川(てんりゅうがわ)