中部地方の産業・文化の中心地として発展を続ける愛知県。教育の質や地域との連携などを背景に、近年評価が高まっている県立高校も少なくありません。

 そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、愛知県在住の社会人を対象に「近年評価が高まっている愛知県の県立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。

 地元の社会人から支持を集めたのは、どの県立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!

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調査概要

アンケート実施日2025年5月21日
調査対象愛知県在住の社会人の男女
有効回答数255票
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【地元の社会人に聞いた】「近年評価が高まっている愛知県の県立高校」ランキング

画像はイメージです(画像:PIXTA
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第2位:千種高校

 第2位には、得票率8.2%で2校が並びました。1校目は「千種高校」です。

 名古屋市名東区にある千種高校は、1963年に開校された県立高校です。「自主自律」の校風のもと、文武両道に生徒会活動を加えた「三立」を目指しながら、これからの社会で活躍できるたくましいグローバルリーダーの育成を目標としています。

 基礎学力を定着させ、幅広い領域を学ぶことで進路選択の可能性を広げる「普通科」と、ネイティブによる授業や第二外国語の習得など、グローバル教育にフォーカスした「国際教養科」の2学科を設置。良質なコミュニケーションスキルを養う「討論」や、夏休みの2週間を利用して海外研修を行っているところも魅力です。2025年度の大学入試では、国公立大学は名古屋大学・名古屋市立大学・名古屋工業大学、私立大学は南山大学・名城大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。

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第2位:明和高校

 同率で「明和高校」も第2位にランクイン。

 名古屋市東区にある明和高校は、1783年開校の尾張藩校「明倫堂」、1903年開校の「愛知県立高等女学校」の2校を前身とする県立高校です。「普通科」と、県立高校唯一の「音楽科」の2学科を設置。普通科では「困難な課題に対してもひるまず、たくましく立ち向かう総合的な知性を備えたリーダー」を、音楽科では「高レベルな専攻実技と幅広い音楽知識、豊かな感性を持ち、多様性を尊重し物事に動じない品格を兼ね備えた音楽家(演奏家)」の育成を目指しています。

 文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールに指定されていて、「探究心」と「創造力」を育成。部活動でも陸上部・弓道部・剣道部・テニス部・将棋部が全国大会に出場するなど、文武両道の精神が根付いているところも魅力です。2025年度の大学入試では、国公立大学は名古屋大学・名古屋市立大学、私立大学は立命館大学・南山大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。

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第1位:旭丘高校

 第1位に輝いたのは、得票率9.0%の「旭丘高校」でした。

 名古屋市東区にある旭丘高校は、1870年開設の「洋学校」を源流、1877年設立の「愛知県中学校」を前身とする県立高校です。「正義を重んぜよ」「運動を愛せよ」「徹底を期せよ」の精神のもと、「真理と正義を愛し、自主・自律の精神に充ちた、心豊かな生徒の育成」を目標としています。

 文部科学省から2期目となるスーパーサイエンスハイスクールに指定されていて、「旭丘STEAMプラットフォーム」を構築し、世界をけん引する科学技術イノベーターの育成に挑戦。学校設定科目「課題研究」の設置や、学科・学年を越えて専門的に学ぶ機会を提供する「トップリーダー養成講座」などの取り組みも魅力です。2025年度の大学入試では、国公立大学は名古屋大学・京都大学、私立大学は立命館大学・同志社大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。

 ランキングの全順位は、以下からご覧ください!

第29位:豊丘高校

第29位:岡崎北高校

第28位:半田高校

第25位:豊橋東高校

第25位:西春高校

第25位:刈谷北高校

第23位:豊田北高校

第23位:横須賀高校