東京ドームの隣に、都心とは思えないほど見事な紅葉が広がる「小石川後楽園」。紅葉・黄葉する木が約900本、そのうち約500本はイロハモミジと都内庭園でも最大級の規模を誇り、秋になると園内一帯が鮮やかな赤や黄に染まります。アクセス抜群の立地にありながら、歴史ある庭園で本格的な紅葉を楽しめる人気スポットです。

　今回は、そんな秋のお出かけにぴったりな「小石川後楽園」を紹介していきます！

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筆者：たけのこ

エンタメと自然が好きな編集者／ライター。近所の友人とレイトショーに行くのが日々のしあわせ。旅行とおいしい食べ物が元気のみなもとです。

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小石川後楽園

画像：PIXTA

　東京ドームのすぐ隣とは思えない静けさが広がる「小石川後楽園」。紅葉や黄葉する木が約900本あり、そのうち、都内の庭園では最大級である約500本のイロハモミジが園内を彩ります。同スポットは江戸時代初期に水戸徳川家が築いた庭園で、東京都文京区という都心に位置しながら自然豊かな四季の絶景を楽しめる場所。秋は園内一帯が紅葉で鮮やかに染まり、池を囲むモミジなどが色づく風景をひと目見ようと、多くの人が訪れます。

　園内には中国の景勝地をモチーフにした「西湖の堤」や「円月橋」など趣の異なるスポットが点在し、歩くごとに景色が変わるのが魅力。紅葉の深い赤と緑の葉、中央に位置する「大泉水」に映り込む景色が織りなすコントラストは、写真映えも抜群です。晴れた日に限らず、曇天や小雨の日でもしっとりとした美しさが際立つのだとか。

　アクセスの良さも大きな特徴で、東門はJR総武線「水道橋」や東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」、都営三田線「水道橋」から徒歩圏内。西門は都営大江戸線「飯田橋」やJR総武線「飯田橋」、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」、東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」から徒歩圏内となっています。駅近で訪れやすい場所ながら、本格的な庭園を存分に味わえるのも後楽園の強みと言えるでしょう。季節の移ろいがしっかり感じられ、都内で紅葉を楽しみたい人にとって外せないスポットとなっています。

　例年の見頃時期は11月下旬～12月上旬頃で、2025年11月18日現在は色づき始めだといいます。気象条件により前後するので、こまめにチェックするのがおすすめです。

　開園時間は午前9時～午後5時まで、入園は午後4時30分までとなっており、イベント開催期間などは時間延長が行われる場合もあるとのこと。入園料は一般300円となっています。また、現在園内の一部通路が通行止めとなっており、工事期間は2025年12月26日までを予定。そのほか、迂回ルートや休園日等の詳細はサイトよりご確認ください。

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訪れた人の声

　SNSなどでは「都内では一番きれいじゃないかな」「300円でこの時間を体験できるのお得すぎる」「和紙のように美しかったです」「どこを切り取っても絵になる光景で、何度でも足を運びたくなります」「鮮やかな赤や黄色が庭園を彩り、まるで絵画の中にいるような美しさ」「紅葉の赤さが圧巻でした」「真っ赤に染まる後楽園は、本当に圧巻」「紅葉がすばらしかった。都内で紅葉狩りなら一番のおすすめ」「都内の庭園で紅葉が一番素晴らしい」「都内とは思えない空間」「都内で駅近でこんなに『日本』を感じられるところがあることに驚きます」「街の真ん中にこんな場所があったなんて、恥ずかしながら知りませんでした」などといった声が上がっていました。

　次のページでは、「小石川後楽園」の詳細画像と、紅葉を見に行きたい「都道府県」ランキングを紹介します！

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