宮崎県宮崎市の青島周辺に広がる「鬼の洗濯板」を知っていますか? 長い年月をかけ、波に削られたことによってできた独特の岩石地のことで、「まるで異世界に来たよう」だと人気を集めています。
本記事では、そんな「鬼の洗濯板」と、併せて訪れることができる「青島神社」について紹介します。年末年始の旅行を考えている人は、旅行先として検討してみるのもいいかもしれません。
「鬼の洗濯板」とは?
宮崎県宮崎市の青島周辺に広がる「鬼の洗濯板」は、波に削られてできた独特の岩石地形のこと。正式名称は「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」といい、国の天然記念物に指定されています。周囲1.5キロメートルほどの小さな青島は、パワースポットとしても有名ですよね。
硬い砂岩層と柔らかい泥岩層が交互に重なった地層が、長年の波の浸食によって洗濯板のような規則的な凹凸を形成したそうで、干潮時には岩肌がはっきりと現れ、潮だまりや縞模様を間近で観察することができます。海岸線に沿った約100メートルにおよぶ岩肌はまさに圧巻で、自然が作り出したとは思えない幻想的な景色に感動するでしょう。
鬼の洗濯板は青島神社の参道周辺に集中しており、参拝がてら訪れることができるのもうれしいですね。美しいだけでなく、小さな貝やカニが生息しているので、子どもから大人まで楽しめること間違いなし。JR青島駅から徒歩10分前後でアクセスできるところも魅力です。
実際に訪れた人の声
実際に鬼の洗濯板を訪れた人からは「自然の力は偉大ですね。長年の月日を掛けて人工物の様な仕上がり……。地球(海)の偉大さに感服しました」「干潮の時は岩場の上を歩くことができ、別の惑星にでも来たかのような体験ができます」「間近で観察すると、より興味深い」「ちょうど日没時だったので、夕日に照らされた海と岩塊のシルエットが作るストライプがとても幻想的でした」「波状の岩が海岸線に沿って広がる様子は圧巻でした。岩の上を歩きながら、小さなカニや貝殻を見つけるのが楽しかったです」「波の浸食によってできた規則的な地形は、まさに自然がつくった芸術」「どう見ても人工物だろうという奇岩群」「計算されたかのように綺麗で、まさに異世界です」「この世の風景とは思えない絶景。一生に一度は見る価値あり」など絶賛する声が集まっています。
ぜひ「青島神社」にも足を延ばしてみよう
「鬼の洗濯板」を観察しながら進んでいくと、「青島神社」があるため、併せて訪れるのがおすすめです。熱帯・亜熱帯植物の群生地として国の特別天然記念物にも指定されている青島全域を境内地としており、自然との美しいコントラストが魅力の神社です。
また、磐境(いわさか)に向かって願い事をつぶやきながら土器の皿を投げ入れ、皿が磐境に入ると心願成就、割れると開運厄除になるという「天の平瓮投げ(あめのひらかなげ)」も人気。参拝した帰り道は、再び「鬼の洗濯板」がある場所を通るため、時間によっては、行きと帰りで違った景色が楽しめるかもしれません。
次のページからは「鬼の洗濯板」詳細画像と、外国人観光客に人気の「宮崎県の観光地」ランキングを紹介します!
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