今やベテランとも呼べる数多くの女優さんたちがヒロインを務めた「2000年代の朝ドラ」。どのドラマの主人公も、立場や境遇こそ違えど、夢を見つけて追いかけていく人生に、多くの人たちが勇気づけられたことでしょう。
そこで今回、ねとらぼ調査隊では「あなたが好きな2000年代の朝ドラは?」というアンケートを実施します。リアルな時代を丁寧に描いた2000年代のNHK朝の連続ドラマ小説の中で、あなたの心に残っている作品はなんですか?
それでは、アンケート対象となっている「2000年代の朝ドラ」を紹介します。
私の青空
2000年4月に放送された連続テレビ小説第62作。シングルマザーを題材にした内容であり、「青森県下北地方」と「東京都築地周辺」を舞台としています。
田畑智子さん演じる「北山なずな」が、結婚式で別の女性に連れ去られた婚約者を追い、東京で暮らすことに……。
オードリー
2000年10月に放送された連続テレビ小説第63作。産みの母と育ての母と2人の母がいる「佐々木美月」(岡本綾さん)が、京都市太秦を舞台に映画に人生を捧げる物語。
高校の卒業式に、両親へ女優になりたいということを告げ、人生の歯車が動き出します。
ちゅらさん
2001年4月に放送された連続テレビ小説第64作。国仲涼子さん演じる「上村恵里」の成長を描いた物語であり、東京と沖縄を舞台にしています。
恵里は文也と結婚し、看護師として働いていきます。朝ドラを代表するヒット作のひとつで、放送終了後、パート4まで続編が作られました。
ほんまもん
2001年10月に放送された連続テレビ小説第65作。ほんまもんとは関西弁で「ほんもの」という意味です。和歌山県を舞台にして、池脇千鶴さん演じる「山中木葉」の料理人への道を描いたストーリー。
病気であった祖母が息を引き取る前、父の作った茶粥をおいしそうに食べていたことがきっかけで、料理人を目指します。
さくら
2002年4月に放送された連続テレビ小説第66作。岐阜、東京、ハワイを舞台として、話題になった作品です。ハワイ生まれのヒロイン「松下さくら」を演じたのは、高野志穂さん。
さくらが、ハワイと日本文化との違いを感じながら生活していくという物語。姑とのバトルや、日本の中学生との交流姿も見られます。
まんてん
2002年9月に放送された連続テレビ小説第67作。宮地真緒さん演じる「日高満天」が、鹿児島県の屋久島でバスガイドになるために、島を出るところから物語は動き出します。
しかし、成長とともに夢も変化。バスガイドの次は、気象予報士として大阪で勉強し、最終的に宇宙飛行士になるという夢を追いかけるヒロインを描いた壮大なストーリー。
こころ
2003年3月に放送された連続テレビ小説第68作。東京の浅草と新潟県の山古志村を舞台としていて、中越典子さん演じる「末永こころ」は、国際客室乗務員時代に出会った「朝倉優作」と結婚。
診療所を開きたいという夫の夢を応援しようとするものの、優作は遭難事故で命を落とすことに……。
てるてる家族
2003年9月に放送された連続テレビ小説第69作。戦後昭和の大阪府池田市を舞台として、作家、作詞家であるなかにし礼さんの妻と、その家族をモデルとした物語です。オーディションで選ばれた石原さとみさんは放送開始当時16歳で、朝ドラ史上最年少のヒロインとなりました。
銀行員であった「岩田春男」はパン職人として修業を積むため、妻の照子と長女の春子とともに、佐世保の米軍基地へ。その2年後、大阪に戻ってきた春男は、池田市の自宅に「岩田製パン店」を開店。春子に続いて3人の娘が生まれてきます。
天花
2004年3月に放送した連続テレビ小説第70作。宮城県と東京を舞台に、藤澤恵麻さん演じる「佐藤天花」が、保育士を目指す姿が描かれていました。
祖父から、「物にも人にも愛情を込めることの大切さ」を教えてもらった天花の一生懸命な姿が見られます。
わかば
2004年9月に放送した連続テレビ小説第71作。兵庫と宮崎を舞台にしたストーリーで、原田夏希さん演じる「高原若葉」は阪神・淡路大震災で建築家の父が亡くなって震災遺児となりました。
結婚して夫と共に、父との約束である“緑豊かな家”を作る夢を叶えたいと奔走します。
ファイト
2005年3月に放送した連続テレビ小説第72作。群馬と四万十温泉を舞台に、本仮屋ユイカさん演じる「木戸優」が、さまざまなトラブルで傷つき、不登校となってしまいます。
そんな優ですが、四万十温泉の心温かな人々、競走馬「サイゴウジョンコ」などに出会い、物語の中で成長していきます。
風のハルカ
2005年10月に放送した連続テレビ小説第73作。大分と大阪を舞台にして、村川絵梨さんが演じる「水野ハルカ」の人生が描かれたストーリー。
銀行での就職が決まって、妹の大学費用を稼ごうと思ったものの倒産。別れた母の元へ行って、家族の再生を目指します。
純情きらり
2006年4月に放送した連続テレビ小説第74作。愛知を舞台として、宮崎あおいさん演じる「有森桜子」が、ジャズピアニストを目指すストーリー。
男手一つで育ててくれた父が事故で命を落とし、父の遺したピアノに没頭するようになります。桜子の後半の恋愛模様も必見。
芋たこなんきん
2006年10月に放送した連続テレビ小説第75作。大阪を舞台としており、現在のヒロインを主軸に過去のエピソードを織り交ぜるという、従来の“朝ドラ”とは異なる珍しい構成となっていました。
藤山直美さん演じる「花岡町子」が嫁いだ先は10人の大家族。大阪の戦後復興期から現代へと、たくましく生きてきたヒロインと家族の物語。
どんど晴れ
2007年4月に放送した連続テレビ小説第76作。岩手や神奈川を舞台としており、比嘉愛未さん演じる「浅倉夏美」が、実家の洋菓子店でパティシエとして修行していました。
老舗旅館「加賀美屋」の大女将をしていた祖母が、体調を崩したことをきっかけに、夏美は仲居として働くことに……。
ちりとてちん
2007年10月に放送された連続テレビ小説第77作。貫地谷しほりさん演じる「和田喜代美」が、大阪で落語家を目指すストーリー。
心配性で、マイナス思考のヒロインは、朝ドラでは珍しい設定でした。
瞳
2008年3月に放送された連続テレビ小説第78作。榮倉奈々さんが演じる「一本木瞳」が、札幌でダンサーを目指していました。
そんな時、祖母が亡くなり、祖父「勝太郎」の養育家庭と一緒に暮らすことになります。3人の里子達と一緒に成長していく姿が描かれた物語。
だんだん
2008年9月に放送された連続テレビ小説第79作。島根と京都が舞台となっており、三倉茉奈さん演じる「田島めぐみ」と、三倉佳奈さん演じる「一条のぞみ」が、歌手を目指して成長していくストーリー。
三倉茉奈さん、佳奈さんは「ふたりっ子」で、主人公の子供時代を演じていたため、2度目の朝ドラヒロインとなりました。
つばさ
2009年3月に放送された連続テレビ小説第80作。埼玉が舞台となり、多部未華子さん演じる「玉木つばさ」が、母の代わりに専業主婦として家事をすることに……。
そんな時、もう一度主婦に戻ると母が帰ってきます。しかし母には、莫大な借金があることが判明。そこからつばさの運命は、さらに大きくうねりだします。
ウェルかめ
2009年9月に放送された連続テレビ小説第81作。徳島を舞台として、倉科カナさんが演じる「浜本波美」が、夢に向かって走っている姿を描いたストーリー。
憧れのファッション雑誌社である「マニフィーク」に就職したものの、編集部が解散されてリストラされることになり……。
投票対象となる「2000年代の朝ドラ」は、以上になります。朝ドラが好きな人は、ぜひ下のアンケートから投票してくださいね!
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