近年、スマホの内蔵カメラの高画質化が進んでいます。画素数のみならず、複数のレンズを搭載したり、手ブレ補正やAI機能を装備したりした製品も出てきています。カメラ自体の開放F値も明るいものが搭載されたものも多く、その手軽さに加えてデジカメの代替としても充分な性能を持つ製品が増えています。ここでは、そんなカメラ性能の高いスマホを6種類紹介します。

カメラ性能の高いスマホとは？

　ここ数年のトレンドは、複数のレンズを搭載し、それぞれのレンズに適した画角を担当させる構成となっています。3眼や多いものでは5眼カメラを内蔵した機種もあり、マクロから望遠まで無理なく美しい画像が撮影できるようになっています。また、AI機能によって、その場に適した撮影モードを自動的に選んでくれる機種もあります。

カメラ性能の高いスマホの選び方

　ポイントとなるのは、画素数とカメラの開放F値です。明るいレンズを搭載したものほど、夜間の撮影や素早く動く被写体でも、手ブレを起こしづらい撮影をすることができます。それに加えて手ブレ補正機能も年々進化を続けており、より強力な光学式手ブレ補正を採用した機種も登場しています。

おすすめ商品紹介

　カメラ性能にこだわったモデルは、複数のカメラを備えたものが大半です。カメラごとに広角や望遠の専用レンズを搭載しているので、自分がよく撮影するシーンを思い浮かべて、より適切なカメラが搭載された機種を選ぶようにしましょう。

Apple iPhone 12 Pro

　Appleから発売されている「iPhone 12 Pro」は、トリプルカメラを搭載したスマホです。F値1.6の明るいレンズを採用した広角レンズと、超広角、望遠レンズを搭載しています。また、LiDARスキャナにより、暗所でのAF性能が高く、夜間や屋内での撮影に強いです。

Leica Camera LEITZ PHONE 1

　Leica Cameraから発売されている「LEITZ PHONE 1」は、カメラメーカーのLeicaが監修した撮影に特化したスマホです。ベースとなっているのはSHARPのAQUOS R6ですが、センサーやレンズ、筐体デザインがLeica独自のものとなっています。また、「Leitz Looks」モードでは、ライカらしいモノクローム撮影がおこなえます。

SAMSUNG Galaxy S21 Ultra 5G

　SAMSUNGから発売されている「Galaxy S21 Ultra 5G」は、4眼カメラを搭載したスマホです。広角レンズの開放F値は1.8で、暗所でも綺麗に撮影できます。また、現在発売されているスマホの中で最高となる1億800万画素を誇り、10倍光学ズームと合わせることで100倍ズームを実現しています。

HUAWEI P40 lite 5G

　HUAWEIから発売されている「P40 lite 5G」は、4眼カメラを搭載したスマホです。メインカメラは6400万画素で、BM3Dノイズ除去アルゴリズムを搭載することでノイズの少ないクリアな画像を撮影できます。また、960fpsのスローモーション撮影も可能となっています。動画は4K撮影に対応しています。

OPPO Find X3 Pro

　OPPOから発売されている「Find X3 Pro」は、4眼カメラを搭載したスマホです。10億色を表現できる有機ELディスプレイを搭載しており、超広角、広角、望遠に加え、顕微鏡を備えることで、さまざまなシーンを撮影することができるようになっています。また、SONYと共同開発した約5000万画素のIMX766大型センサーを、広角カメラと超広角カメラに搭載しています。

SONY Xperia 1 III

　SONYから発売されている「Xperia 1 III」は、トリプルカメラを搭載したスマホです。同社の一眼カメラαシリーズで採用されている瞳AFが搭載されています。また、スマートフォンでは世界初の可変式望遠レンズを搭載しており、AI超解像ズームに対応しています。イメージセンサーにはExmor RS for mobileが採用されています。

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