交通事故事件が少ない都道府県ランキング! 1位は鳥取県【2019年版】
今回は警察庁発表の資料「犯罪統計書 令和元年の犯罪」をもとに、交通事故事件が少ない都道府県をランキング形式で紹介します。 2019年の交通事故事件による送致件数は、約36万件でした。そんな中、「交通事故事件が少ない」都道府県はどこなのでしょうか? 早速結果を見ていきましょう。
なお、このランキングは各都道府県の発生件数をまとめたもので、単位人口あたりの件数ではない点にご留意ください。また交通事故事件とは、交通事故に係る自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律による危険運転致死傷罪及び過失運転致死傷罪等事件が該当します。
(出典:警察庁「令和元年の犯罪」)
第3位:福井県(1181件)
第3位は「福井県」でした。交通事故事件発生件数は1181件。
福井県は2017年、2018年と2年連続で人口10万人あたりの交通事故死者数が最も多い県でしたが、2019年は死者数が大きく減少し、ワースト1位から脱却。死者数だけでなく、全体の交通事故発生件数や負傷者数も減少傾向にあり、2019年は改善傾向が見られる年となりました。
第2位:島根県(910件)
第2位は「島根県」でした。交通事故事件発生件数は910件。
島根県は人口約67万人と、全国で2番目に人口が少ない県。交通事故の件数も、それに伴って少なくなっている可能性があります。また、島根県では交通事故を減らすため「“し”っかりと“ま”もるルールで“ね”がう安全」というスローガンを掲げ、交通安全県民運動を推進しています。
第1位:鳥取県(809件)
第1位は「鳥取県」でした。交通事故事件発生件数は809件となっています。
鳥取県は人口約56万人と、全国で最も人口が少ない県です。2位の島根県同様、人口の少なさに伴って発生件数が少なくなっていることが考えられます。また、県では「安心とっとり交通安全県民運動」として、安全速度を守ることをはじめとした「安全運転5則」、十分な車間距離をとるなどの「高速安全運転5則」、夜間外出するときは明るい服装で反射材を身につけるといった「高齢歩行者交通安全5則」など、具体的な例を挙げて交通ルールの順守を呼びかけています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください。
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