2021年9月8日、大東建託は首都圏に住む20歳以上の男女を対象に実施した居住満足度調査の結果をもとに「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング2021＜首都圏版＞」を発表しました。今回はその中から「街の幸福度（自治体）ランキング」の結果を見ていきましょう。

（出典元：大東建託「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング2021＜首都圏版＞」）

第3位：東京都中央区

　第3位は「東京都中央区」でした。東京都の「街の幸福度ランキング2021」で1位に輝いたほか、「街の住みここち＆住みたい街ランキング2021」でも「街の住みここち（自治体）」で1位にランクインするなど人気のある街です。

　商業施設が多い銀座や日本橋、下町情緒が残る月島や人形町など、エリアによってさまざまな顔を持っています。近年は東京2020オリンピックの選手村が置かれた晴海などで再開発が進み、さらなる発展を見せています。また、虎の門と晴海を結ぶバス高速輸送システム「東京BRT」が2022年度以降に本格運行を予定しており、交通利便性の向上も期待されます。

第2位：神奈川県横浜市都筑区

　第2位は「神奈川県横浜市都筑区」でした。今回の調査では、首都圏の「住み続けたい街（自治体）」ランキングで14位に入ったほか、「街に愛着がある自治体」で15位、「街に誇りがある自治体」で18位など、複数のランキングでTOP20以内に入りました。

　ヨーロッパ風の街並みが広がり、歩行者の安全に配慮した街づくりが行われている港北ニュータウンなど暮らしやすいエリアが多くある街で、若いファミリー層を中心に人気を集めています。総延長およそ15kmにもおよぶ緑道や茅ヶ崎公園など自然も豊富です。

第1位：埼玉県比企郡鳩山町

　第1位は「埼玉県比企郡鳩山町」でした。埼玉県の中部に位置する街で、昭和40年代の開発で誕生した鳩山ニュータウンを中心に、東京のベッドタウンとして発展してきました。JAXA（宇宙航空研究開発機構）の地球観測センターがある街としても知られます。

　町内には鉄道駅がありませんが、路線バスやコミュニティバスのほか、自宅から目的地まで行ける乗り合い交通機関の「デマンドタクシー」が整備されています。また2014年から2016年まで埼玉県65歳健康寿命で男女とも1位に輝くなど、健康長寿の街としても知られます。

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