今回は、大手住宅メーカー「積水ハウス」が2019年から発表している「男性育休白書」より、男性の家事・育児力が高い都道府県ランキングTOP20を紹介します。当ランキングは「配偶者の評価（2項目）」「育休取得経験」家事・育児時間（配偶者評価）」「家事・育児参加による幸福感」の4指標5項目を数値化して作成したものです。

　男性の育休取得が社会的な関心事とされる中、最も男性の「家事・育児力」が高いのはどの都道府県なのでしょうか。それではTOP3から見ていきましょう。

（出典：積水ハウス）

第3位：奈良県

　第3位はスコア186点の奈良県です。育休取得日数の全国平均は3.7日となりましたが、奈良県はなんと11.3日と堂々の全国1位。 「男性の家事・育児時間」でも1週間あたり16.0時間で全国5位となり、家事・育児に携わる時間が全国的に高い結果となりました。

第2位：鳥取県

　第2位はスコア192点の鳥取県でした。全項目の順位を見ると「男性が行う家事・育児の数」が全国3位で全項目中の最上位であることから、突出した項目があるわけではありません。「家事・育児幸福度」を除いた4項目が全国トップ10入りしていることから、全体的にスコアが高い結果となっています。

第1位：沖縄県

　第1位はスコア216点の沖縄県でした。5項目すべて全国トップ10入りしており、特に「男性の家事・育児時間」で1位の17.1時間（全国平均13.3時間）となったほか、「家事・育児幸福度」で2位（1.15）、「男性の家事・育児関与度」で3位（0.63）をマークしています。

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