「ネジがはずれてる」インフル力士に取組を指示した相撲協会に「ブラックだ」 ネット上でも批判殺到
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12月11日に佐賀県佐賀市で行われた大相撲の冬巡業で、十両・貴源治がインフルエンザを発症していると報告したにもかかわらず、日本相撲協会に取組を指示されていたことが分かりました。その報道に対してネット上では相撲協会に対する非難が殺到しています。
貴源治は、季節性のA型インフルエンザと診断されていたということです。
「相撲協会、ネジはずれてる」「ブラックだ」相撲協会の時代錯誤さに呆れ
今回、貴源治が季節性インフルエンザを発症した状態で取組や、ファンサービスを行っていたことにTwitter上では、「一般企業に置き換えなくてもブラックだ」や「相撲協会、ネジがはずれてる。異常な組織だ」などの意見が多く見られました。
学生の場合は、 インフルエンザが発症すると、学校保健安全法施行規則により学校への出席停止期間は「発症した後五日を経過し、かつ、解熱した後二日を経過するまで」と定められています。しかし、社会人に対しては季節性インフルエンザについてこのような規則はありません。
とはいえ、厚生労働省では「一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります」と明記されているので、インフルエンザが発症した場合は数日間の休暇を取ることが望ましいでしょう。企業によってはインフルエンザ発症時のルールを設けていない場合もありますので、積極的に感染から身を守る行動が必要です。
ネガティブな反応が8割
SNS分析ツールでのツイートの分析結果、相撲協会がインフルエンザを申告した貴源治に対し取組を指示した件について、84.6%がネガティブな反応を示しています。
頻出関連語には、「ブラック企業」や「時代遅れ」などのワードが上がっています。
インフル軽視の相撲協会「貴源治だから露呈した」時代錯誤と批判
ネット上では、「貴源治でなければこんなに大騒ぎにならない気がする」や「 常識ない老人会、相撲協会」といった、相撲協会を批判する声が多く見られました。
また、昨今問題となっている「土俵に女性が上がれない」という文化についても言及が。「女性はダメなのに、ウイルス感染者は土俵に上がっていいんだ? インフルエンザ>女なの?」という意見もあり、別角度からも封建的な相撲協会が批難されています。
力士や親方、行事もインフル大勢の中、冬巡業決行
今回の冬巡業は力士など相撲協会員が、30人近く休場しています。十両・蒼国来や、花籠親方などもインフルエンザを理由に途中離脱していました。
調査概要
調査期間 | 2019年12月23日~12月24日 |
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調査対象 | |
調査件数 | 737 件(10%サンプリング) |
調査キーワード | 「相撲」「インフル」 |
調査方法 | 対象期間のTweetを「クチコミ@係長」によるテキストマイニングにより分析 |
備考 | 実数に近づけるため件数を100%に補正 |
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