【小学校の国語の教科書】好きだったお話ランキングTOP17! 1位は「スイミー」に決定!【2021年最新投票結果】

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 小学生の頃、国語の教科書を通して触れたさまざまな物語も、大人になって読み返してみると新たな気づきを得られるかもしれません。そこでねとらぼ調査隊では、2021年9月10日から9月17日まで「小学校の国語の教科書で一番好きだったお話は?」というアンケートを実施していました。

 投票対象には、有名どころを中心にさまざまな掲載作品をピックアップしました。アンケートでは4327票の投票をいただきました。たくさんのご投票、ありがとうございます! それでは、さっそく結果をみていきましょう。

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第10位:チックとタック(チックタック)

画像は「Amazon.co.jp」より引用

光村ライブラリー 1 花いっぱいになあれ ほか☆〔第2版〕☆

松谷 みよ子, 千葉 省三, 今江 祥智
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 第10位は「チックとタック(チックタック)」。得票数は147票でした。作者は児童文学者の千葉省三さん。雑誌『童話』の編集者としても知られています。「チックとタック」は、おじさんの家にある「ボンボンどけい」の中に隠れているチックとタックという子どもが夜中に抜け出すストーリーです。

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第9位:大造じいさんとガン

画像は「Amazon.co.jp」より引用

大造じいさんとガン (偕成社文庫3062)

椋 鳩十
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 第9位は「大造じいさんとガン」。得票数は168票でした。1905年生まれの児童文学作家・椋鳩十さんによる作品です。1941年に雑誌『少年倶楽部』で発表されました。狩人の大造じいさんと、賢いガンの知恵比べを描いた作品です。

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第8位:お手紙

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ふたりはともだち (ミセスこどもの本)

アーノルド・ローベル
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 第8位は「お手紙」で得票数は190票でした。「がまくんとかえるくん」シリーズの「ふたりはともだち」に収録されている作品です。作者はアメリカの絵本作家、アーノルド・ローベルさん。手紙をもらったことのないがまくんに、かえるくんがカタツムリ経由で手紙を渡します。友情を描いた、温かくユーモラスなストーリーです。

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第7位:白いぼうし

画像は「Amazon.co.jp」より引用

車のいろは空のいろ 白いぼうし (新装版 車のいろは空のいろ)

あまん きみこ
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 第7位は「白いぼうし」。得票数は204票でした。作者は児童文学作家のあまんきみこさん。タクシー運転手の松井さんが、白い帽子の中の蝶をうっかり逃がしてしまうところからはじまるお話です。

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第6位:ちいちゃんのかげおくり

画像は「Amazon.co.jp」より引用

ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)

あまん きみこ
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 第6位は「ちいちゃんのかげおくり」。得票数は236票でした。第7位にランクインした「白いぼうし」のあまんきみこさんの作品です。1983年に小学館文学賞を受賞しました。ある夏の夜に空襲警報が鳴り、主人公のちいちゃんは逃げ出すものの家族とはぐれてしまいます。戦争の悲惨さを描いた物語です。

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第5位:モチモチの木

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モチモチの木 (創作絵本6)

斎藤隆介
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 第5位は「モチモチの木」で、得票数は254票でした。作者の斎藤隆介さんは児童文学作家で、数多くの賞を受賞。主人公の豆太は小心者で、夜は祖父を起こして、ついてきてもらわないとお手洗いに行けません。家の前にある大木「モチモチの木」が怖いからです。しかしある日、腹痛の祖父を助けるために豆太は勇気を出します。

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第4位:くじらぐも

 第4位は「くじらぐも」。得票数は320票でした。「ぐりとぐら」や「そらいろのたね」で有名な、児童文学作家の中川李枝子さんの作品です。小学校で体操をしている子どもたちが、空に現れた雲のくじらに乗るというお話です。

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第3位:スーホの白い馬

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スーホの白い馬 (日本傑作絵本シリーズ)

大塚 勇三
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 第3位は「スーホの白い馬」で、得票数は405票でした。モンゴルの民族楽器・馬頭琴の由来にまつわるお話です。日本では、1961年に月刊絵本「こどものとも」で出版された、大塚勇三さんの翻訳が有名です。モンゴルでおばあさんと暮らす羊飼いの少年・スーホと彼が拾った白い馬の切なくも温かい物語です。

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第2位:ごんぎつね

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ごんぎつね (日本の童話名作選)

新美南吉
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 第2位は「ごんぎつね」で得票数は674票でした。1943年に29歳の若さで逝去された新美南吉さんの代表作です。兵十が川でとっていた魚を、いたずら好きなキツネのごんが逃がしてしまいます。その後、兵十の母親が亡くなったことを知ったごんは後悔。兵十に栗や松茸を届け続けます。悲しくも考えさせられるストーリーです。

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第1位:スイミー

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スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし

レオ・レオニ
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 そして第1位に輝いたのは「スイミー」でした。得票数は759票。「フレデリック」や「あおくんときいろちゃん」など、数々の絵本を生み出してきたアメリカの作家、レオ・レオニさんの作品です。群れの中で1匹だけ真っ黒な魚のスイミーは泳ぎが得意で、群れを襲ったマグロから唯一逃げ出せました。その後スイミーは別の魚の群れに出会い、大きな魚に負けない方法を思いつきます。

コメント欄にも懐かしの名作がいっぱい!

  選択肢にない作品はコメント欄でタイトルを挙げていただきました。「手ぶくろを買いに」「一つの花」「かさこじぞう」「泣いた赤おに」「かわいそうなぞう」「おじさんのかさ」「ずーっとずっとだいすきだよ」「わらぐつの中の神様」など、たくさんの作品の名前が思い出とともに寄せられていました。たくさんのコメントありがとうございました!

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