無骨なロックサウンドと宮本浩次さんが作り出す独創的で熱い歌詞の世界観が人気の「エレファントカシマシ」。ねとらぼ調査隊では9月25日から10月2日までの間「エレファントカシマシのシングル曲で好きな作品は？」というアンケートを実施しました。

　投票対象は、エレファントカシマシのシングル表題曲51作品。リストにない曲に投票したい場合は「その他」に投票のうえ、コメントで曲名を教えてもらいました。

　今回のアンケートでは計3573票の投票をいただきました。たくさんのご投票、ありがとうございます！　それではランキング結果を見ていきましょう。

第10位：Easy Go

　第10位は94票を集めた「Easy Go」。テレビ東京系のドラマ「宮本から君へ」の主題歌として起用された配信限定シングルです。歪んだギターが特徴的なロックナンバーで、疾走感があり聞いていて楽しくなる一曲。エレカシらしい前向きになれる歌詞も魅力で、疲れたときや気合を入れる時に聞くと気分が上がりますね。

第9位：風と共に

　第9位は98票を集めた「風と共に」です。2017年7月26日に発売された49枚目のシングルで、NHKの音楽番組「みんなのうた」に向けて作られた楽曲です。ボーカルの宮本さんはかつて東京放送児童合唱団として「みんなのうた」に出演したことがあり、41年ぶりの出演が話題となりました。宮本さんの絶叫が聞ける楽曲ながら、どこまでも優しいメロディーと歌詞が心にしみる作品です。

第8位：あなたのやさしさをオレは何に例えよう

　第8位は127票を集めた「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」。2002年4月17日に発売された28枚目のシングルです。ホーンセクションをアレンジに加えた壮大なラブソングとなっています。「敗北と死に至る道が生活ならば　あなたのやさしさをオレは何に例えよう」といった歌詞など、優しさや愛だけでは解決できないものがありながら、人を思う気持ちが最も大切だと感じさせる哲学的な歌詞も魅力です。

第7位：友達がいるのさ

　第7位は144票を集めた「友達がいるのさ」です。2004年9月1日に発売された33枚目のシングルで、日々の憂鬱さをうまく表現した作品となっています。家にばかり閉じこもっていないで、外に出かけて人生を謳歌しようと歌われる元気の出る一曲です。

第6位：俺たちの明日

　第6位は155票を集めた「俺たちの明日」です。2007年11月21日に発売された 34枚目のシングルでハウス食品「ウコンの力」のCMソングに起用されました。「さあ、頑張ろうぜ」から始まる応援ソングで、元気のない時や悩んでいる時に聞きたくなる一曲です。エレカシらしい哀愁漂うロックサウンドで、若かりし頃の思い出を語りながら未来へと歩みだす男のストーリーを追った歌詞が、胸にしみますね。

第5位：シグナル

　第5位は163票を集めた「シグナル」。2006年3月20日に配信限定で発売された作品です。シンプルなギターの音色が特徴的で、スローなロックナンバーから男の哀愁を感じる一曲です。「どの道俺は道半ばに命燃やし尽くす」と歌われる詞は、人生の諦めも受け入れた上で、明日も頑張って生きていくしかないという共感を持てる内容となっています。

第4位：今宵の月のように

　第4位は269票を集めた「今宵の月のように」です。1997年7月30日に発売された15作目のシングルで、フジテレビ系ドラマ「月の輝く夜だから」の主題歌として起用されました。シングルとして初めてオリコントップ10にランクインして、エレカシの名前を世間に広めた一曲です。アコギの音色が美しいメロディーを引き立て、ストレートな愛を歌う宮本さんの声が響き渡る作品です。

第3位：桜の花、舞い上がる道を

　第3位は298票を集めた「桜の花、舞い上がる道を」です。2008年3月5日に発売された36枚目のシングルで、作曲に蔦谷好位置さん、編曲に亀田誠治さんが参加した「桜ソング」となっています。華やかな桜をテーマにしながらも、不器用な男が主人公となるストーリーが印象的な楽曲です。ギターとストリングスを使ったアレンジは、壮大なスケール感を生み出しています。

第2位：悲しみの果て

　第2位は341票を集めた「悲しみの果て」。10枚目および12枚目のシングルとして、レコード会社の移籍があり2度発売をされている作品です。ポニーキャニオンから再デビュー1作目として販売され、グリコ「アーモンドチョコレート」のCMソングに起用されました。ストレートなロックナンバーで「悲しみの果ては　素晴らしい日々を　送っていこうぜ 」と歌われる、どこまでも希望が広がる作品です。

第1位：風に吹かれて

　第1位は349票を集めた「風に吹かれて」です。1997年11月7日に発売された16枚目のシングルで、グリコ「アーモンドチョコレート」のCM曲として起用されました。ミディアムテンポのロックナンバーで、エレカシの真骨頂とも言える哀愁漂うギターサウンドが魅力。大切な人との別れを描いた歌詞は、当たり前に過ぎていく日々こそが人生において重要だと考えさせられる内容となっています。

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