「温泉旅行に行きたい都道府県」ランキングTOP35! 1位は「大分県」に決定【2021年調査】
ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、「最も『温泉旅行したい』と思う都道府県はどこですか?」というアンケートを実施しました。
日本各地にさまざまな温泉があるなかで、最も温泉旅行に行きたいと思われている都道府県はどこだったのでしょうか? それでは、結果を見ていきましょう。
第9位:秋田県
第9位には、同率で3県がランクイン。1県目は秋田県でした。県内には「乳頭温泉郷」をはじめとして、「男鹿温泉郷」や「小安峡温泉」などがあります。「乳頭温泉郷」は乳頭山麓に点在する七湯を総称したもので、それぞれが独自の源泉を持っていることから、泉質も効能も異なっているのが特徴。7軒の宿泊施設で入浴できる「湯めぐり帖」が宿泊者限定で販売されており、七湯めぐりも楽しめます。
第9位:鹿児島県
第9位となった2県目は、鹿児島県でした。環境省による「令和元年度温泉利用状況」によると、鹿児島県内の源泉数は2749カ所となっており、全国2位の数を誇ります。そんな鹿児島の二大温泉地といえば、砂むし温泉で知られる「指宿温泉」と、硫黄泉をはじめとする個性的な湯が湧く「霧島温泉」。どちらも鹿児島市内から車で約1時間と、アクセスが良いのも魅力です。
第9位:熊本県
第9位の3県目は、熊本県でした。熊本県内で湧く温泉には全10種類の泉質のうち8種の泉質があり、「泉質のちがう湯めぐり」を楽しめるのが魅力。特に「美肌作用」をもたらす泉質が多いことから、熊本県では「くまもっと湯美人」を合言葉に、県内で楽しめる美肌の湯を紹介しています。熊本発祥とされる、完全プライベート空間で温泉をじっくり楽しめる「家族湯」も人気です。
第8位:石川県
第8位となったのは、石川県。良質な温泉の宝庫として、根強い人気を誇る石川県の温泉。「和倉温泉」や「一里野温泉」などさまざまな温泉がありますが、なかでも「加賀温泉郷」は山代・山中・片山津・粟津という4つの温泉地で構成される北陸屈指の温泉郷。半径約8キロの範囲にあり、それぞれ魅力的なお湯や風景を楽しめます。また、金沢市の「湯涌温泉」はアニメ「花咲くいろは」で舞台となった温泉地のモデルとなったことから、作品内で描かれたお祭りを再現した「湯涌ぼんぼり祭り」を開催していることでも知られています。
第7位:兵庫県
第7位には、兵庫県がランクイン。兵庫県の温泉地としては、「日本三古湯」の一つに数えられるほど歴史が古く、豊臣秀吉も愛したと伝わる「有馬温泉」や、『城の崎にて』など多くの文学作品に登場する「城崎温泉」などがあります。「城崎温泉」は2020年で開湯1300年を迎えた古くから愛される温泉で、個性的な7つの外湯(共同浴場)を楽しめます。
第6位:長野県
第6位は、長野県でした。長野県には環境省の定めた「療養泉」に分類される10種の泉質が全てそろっており、温泉天国ともいえるスポット。そんな長野の温泉といえば、温泉街に点在する13の外湯をめぐることのできる「野沢温泉」などが有名。中でも“信州の鎌倉”とも呼ばれる「別所温泉」は信州最古と伝わる温泉地で、美人の湯としてもおなじみです。また「地獄谷野猿公苑」では、世界で唯一温泉に入るサルを見ることができ、国内外の観光客が訪れています。
第5位:静岡県
第5位は、静岡県。環境省の「令和元年度温泉利用状況」によると、静岡県内にある源泉の数は2244カ所で全国3位となっています。古来より栄えてきた名湯から近年発見された新興の温泉地まで、それぞれ異なる泉質を持つ温泉が県内各地に存在しています。特に伊豆エリアには、江戸時代の頃から賑わいを見せる「熱海温泉」や、伊豆最古の「修善寺温泉」などがあり、四季折々の風景や泉質の異なるさまざまな温泉が楽しめる国内屈指の人気温泉地として人気を博しています。
第4位:神奈川県
第4位には、神奈川県がランクイン。神奈川の温泉地としては箱根エリアが著名で、「箱根七湯」に数えられる箱根湯本や塔之沢、芦之湯などを含め、現在は17の温泉場を楽しめます。約20種類の泉質を持つお湯が湧き出ている箱根十七湯のなかでも、もっとも古いのが箱根湯本。738年の開湯と伝わっており、箱根の温泉の中心的存在としていまも賑わいを見せています。そのほか、「湯河原温泉」なども人気を集めています。
第3位:群馬県
第3位は、群馬県でした。「群馬の四大温泉」としては、草津・伊香保・水上・四万の温泉地があげられます。なかでも「草津温泉」は、日本屈指の名湯として知られており、「恋の病以外効かぬ病はない」との言い伝えもあるほど。温泉街の中心にある湯畑はシンボルとなっており、名物の「湯もみ」も楽しめます。
第2位:北海道
第2位となったのは、北海道でした。雄大な自然に恵まれた北海道にはあまたの温泉があり、環境省の「令和元年度温泉利用状況」によると、宿泊施設のある温泉地の数は243カ所で、全国1位となっています。「定山渓温泉」や「十勝川温泉」「湯の川温泉」などがあるなかで、特に「登別温泉」はバラエティ豊かな9種類の泉質のお湯が湧き出していることから“温泉のデパート”とも呼ばれ、人気を集めています。
第1位:大分県
そして第1位は、大分県でした! 大分県内には「別府‐島原地溝」と呼ばれる裂け目に沿って多数の火山があることから温泉が多く、環境省の「令和元年度温泉利用状況」では、源泉数5088カ所で日本一を記録しています。古くから親しまれている8つの温泉地は「別府八湯」と呼ばれており、特に「別府温泉」はその中心として賑わいを見せています。また「由布院温泉」や「長湯温泉」なども人気です。
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