岩石小惑星と考えられていた準惑星ケレスが、表面下に海水をたたえる海洋天体であると主要探査ミッションの結果で明らかとなり、8月11日に話題となりました。
ケレスは火星と木星の間に位置する準惑星で、天体の直径は小惑星帯の中で最大の945kmとされています。NASAの無人探査機「ドーン」が周回観測をしたところ、クレーターの表面下に塩水の「広大な貯留槽」が存在すると断定したとのことです。
この発表によって、ネットではどのような反応があったのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
「 準惑星ケレス」の盛り上がりは?
日本時間8月11日に発表されたことで、話題となりました。13時から15時ごろにかけて盛り上がりを見せています。
新たな発見にロマンを感じるユーザーたち
ケレスに塩水の貯留層が存在すると断定されたことで、Twitterでは「すごい! めちゃくちゃロマンがある」と、関心を持ったユーザーからの声が寄せられていました。
また、今回の発表はロンドン発のオンラインジャーナル“Nature Astronomy”でも取り上げられており、その全貌がツイートでも発表されています。
このツイートを見た一部のユーザーからは「やはりケレスの内部にも海がありそうとのことで、一連のツイートが面白い」「準惑星ケレスの論文が7本! これまでも水蒸気の放出が見えていたけれど、ただクレーター表面が溶けたものなのか分からなかった。今回の結果から内部に海がありそうなことと最近の地質活動が示唆されるよう。読みたい!」と、より深い関心を集めていました。
新たな生命が存在するのではないかとの声
ケレスが海洋天体であると発表されたことで、特に「生命が存在するのではないか」という点に興味を持つユーザーが多く見られました。
なお、一部の研究チームによると、赤外線撮像技術で化合物のハイドロライト(含水岩塩)が存在することを発見したとのこと。ハイドロライトは地球以外で観測された例はなかったそうです。
Twitterでは「マジか。ということは、もしかすると生命がいるかも?」「地球外生命の可能性。 夢があります」と、新たな生命の発見に期待を膨らませる声が寄せられていました。今後の研究結果が気になるところですね。
調査概要
| 調査期間 | 2020年8月11日 |
|---|---|
| 調査対象 | |
| 調査件数 | 323 件(10%サンプリング) |
| 調査キーワード | 準惑星ケレス |
| 調査方法 | 対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析 |
| 備考 | 実数に近づけるため件数を100%に補正 |
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