生活に欠かせないインフラの一つ「下水道」。公衆衛生の向上や浸水防除の面で大きな役割を果たしていますが、全国的にはどの程度まで整備が進んでいるのでしょうか。
今回は日本下水道協会が発表した「都道府県別の下水処理人口普及率」のデータを基に、全国の下水道普及率をランキング形式で紹介します。なお、データは2020度末のものです。
第3位:大阪府(96.4%)
第3位は普及率96.4%の「大阪府」です。大阪府は1965年に全国で初となる寝屋川流域の流域下水道事業に着手しました。流域下水道とは、2つ以上の市町村区域にわたる広域的な下水道のこと。下水を効率的に集めて処理できるメリットがあります。
第2位:神奈川県(96.9%)
第2位は普及率96.9%の「神奈川県」です。神奈川県では戦後に横浜市が汚水処理用の下水道事業をスタート。その後、高度経済成長期に水質汚濁の影響を受けたこともあり、熱心に下水道事業を進めてきました。2007年には公共下水道の供用が全市町村で開始され、現在の普及率に至っています。
第1位:東京都(99.6%)
第1位は普及率99.6%の「東京都」です。上位にランクインしている都道府県を見て分かるように、大都市圏と近畿地方において下水道普及率が高い傾向にあります。東京では人口集中によるコレラの流行が神田下水の整備(1884年)へとつながったように、下水道の普及率と人口増加には相関関係がありそうですね。
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