末次由紀さんが2007年から連載している『ちはやふる』は、「競技かるた」をテーマにした漫画です。競技かるたの奥深さに魅了された登場人物の熱意や、恋愛・友情といった青春が和歌の情景とともに色鮮やかに描かれ、アニメ化のほか広瀬すずさん主演で実写映画化もされました。

　そこで今回は「『ちはやふる』で1番好きなキャラは誰？」というテーマで人気投票を実施します。あなたが心惹かれるキャラクターを教えてください！　まずは一部のキャラクターを紹介します。

綾瀬千早

　綾瀬千早は『ちはやふる』の主人公です。小学生のときに転校生の綿谷新と仲良くなったことで競技かるたと出会い、高校入学後は真島太一とともに「かるた部」を設立。部員を集め、全国大会を目指して練習を重ねていきます。

　非常に「感じ」（耳）がよく、反射速度がすぐれているのに加え、競技かるたへの情熱は人一倍。特に自分の名前と同じ「ちはやふる」の札に特別な思い入れを持っています。モデルをしている姉と同じく容姿端麗で、身長は姉より高いことから校内でも目立つ存在ですが、自覚がないことから無駄美人とも呼ばれています。

真島太一

　真島太一は千早の小学生時代のクラスメートで、スポーツも勉強もできる秀才です。転校生である綿谷新に対抗してかるたを始め、中学は千早と別の学校に進学するも高校で再会し、一緒にかるた部を設立して部長に就任しました。

　小学生の頃は、かるたで勝つために新のメガネを隠すなどやんちゃな面もありましたが、高校では部の精神的支柱となるほどに成長。一方で千早に思いを寄せるものの思いは叶わず、結果として退部という道を選んだときは、かるた部に大きな衝撃が走りました。しかし競技かるたそのものを辞めたわけではなく、ひそかに腕を磨き続けています。

綿谷新

　綿谷新は、競技かるたの永世名人を祖父に持つ少年。福井県出身で、小学生のときに東京の学校へ転校し、千早とクラスメートになります。千早と太一に競技かるたを教えた人物であり、小学生の頃から大人顔負けの腕前を持っていました。

　小学校卒業後は祖父の介護のために福井へと戻り、さらに祖父と死別した際のできごとから一度はかるたから離れます。しかし高校進学後に千早たちと再び交流を持つようになり、かるたの道へと舞い戻りました。記憶力のよさと長年の鍛錬で身につけたスピードは本物で、将来の名人候補といえる存在です。

あなたが一番好きな『ちはやふる』のキャラクターは？

　『ちはやふる』は、圧倒的な描写力で描かれるキャラクターの個性が魅力のひとつ。投票したいキャラクターの名前が選択肢にない場合は「その他」を選んでコメント欄に記入してください。投票よろしくお願いします！