一番人気の「サッカー漫画」はどれだ？【作品解説付き】

　『キャプテン翼』がその道を切り開き、その後数多の名作が生まれてきたサッカー漫画。スポーツの持つ青春の輝きや深い感動を味わえる作品を読み込むことで、胸を震わせる経験をした人も多いことでしょう。

　そこで今回は「あなたが一番好きなサッカー漫画は？」というアンケートを実施します。思い入れのある主人公、感動の名シーンを思い出しながら、ぜひ投票してみてください！

　まずは代表的な作品をいくつか解説付きで紹介していきます。ここで挙げた作品以外も選択肢は用意しているので、一番のお気に入り作品を選んでください！

キャプテン翼シリーズ

　高橋陽一さんのサッカー漫画で、1981年から週刊少年ジャンプで連載が始まりました。主人公の大空翼は「ボールは友達」というサッカー大好き少年。日本のみならず、世界中のプロサッカー選手にもファンを持つ、サッカー漫画の金字塔です。

GIANT KILLING

　2007年より週刊モーニング誌上で連載がスタートし、アニメ化もされた人気作。主人公・達海猛はサッカー漫画にしては珍しい「監督」という立場です。 弱者が強者を打ち倒すという意味の「ジャイアントキリング」の名の通り、登場人物たちが演じていく番狂わせが大きな魅力。

アオアシ

　2015年からビッグコミックスピリッツで連載中のサッカー漫画。主人公・青井葦人がサッカークラブのユースに入団したことから、物語は動き出していきます。育成年代にスポットを当て、Jユースと高校の部活動との差を描くなど、綿密な取材に裏打ちされた作風は高い評価を受けています。2020年の第65回小学館漫画賞一般部門受賞作。

BE BLUES！～青になれ～

　少年サンデーにて2011年から連載が続くサッカー漫画です。天才と呼ばれたサッカー少年・一条龍の物語。困難な状況を乗り越えていく龍が、レノンや桜庭といった個性的なキャラと高め合っていく物語は胸が熱くなります！　幼なじみの優希やアンナ、クラスメイトの藍子など、女子キャラのかわいさにも定評あり。

イナズマイレブン

　月刊コロコロコミックで2008年から2011年まで連載していたサッカー漫画。主人公・円堂守は雷門中サッカー部員でキャプテンを務めています。メディアミックス展開がされており、アニメやゲームから入ったという人も多いかも知れません。

エリアの騎士

　2006年～2017年まで、週刊少年マガジンに連載されていたサッカー漫画です。主人公・逢沢駆は、鎌倉学館中等部サッカー部主将。典型的な少年サッカー漫画の主人公像を踏襲しつつ、作品独自のドラマ性もあり、全57巻と読み応えのある分厚い作品でした。サッカー以外の青春シーンも多数。

ホイッスル！

　週刊少年ジャンプで1998年～2002年まで連載していたサッカー漫画。後にアニメ化も果たしています。主人公・風祭将はJリーガーになって、世界でプレーすることが夢の中学生。それぞれに葛藤を抱えたキャラクターたちの持つ魅力と、リアル路線のサッカー描写が合わさり、それでもさわやかな作風に仕上がっている名作です。

DAYS

　週刊少年マガジンで2013年から連載中のサッカー漫画。主人公・柄本つくしは中学時代にいじめられっ子でしたが、聖蹟高校への入学により人生が一変。サッカー選手として、チームメイトとともに成長していきます。つくしの真っ直ぐな魅力に呼応するように、心を震わせる名言もたくさん登場している作品です。

フットボールネーション

　ビッグコミックスペリオールにて、2010年から連載中のサッカー漫画。アマチーム・東京クルセイドに所属する主人公・沖千尋は、すばらしいサッカーセンスを持つ選手。筋肉の付け方や身体の使い方など、細部にリアリティを感じる作風で、現代サッカーを知る上でもためになります。

ファンタジスタ

　週刊少年サンダーにて、1999年～2004年まで連載していたサッカー漫画。主人公・坂本轍平は九州の小さな島でサッカー技術を磨き、やがて日本を代表する若手プレーヤーへと成長していきます。サッカー好き以外にも親しみやすい漫画でした。

シュート！

　週刊少年マガジンにて、1990年～2003年まで連載していたサッカー漫画。四部構成になっており、すべて高校サッカーにスポットを当てています。主人公である田仲俊彦の「幻の左」や「ファントムドリブル」をはじめとして、数多くの必殺技を真似した子どもたちも多かったはず。

Jドリーム

　週刊少年マガジンにて、1993年～1999年まで連載されたサッカー漫画。主人公・赤星鷹が、Jリーグの世界で活躍するストーリーです。作者である塀内夏子さんの「オフサイド」と並んで、古参ファンが多い作品。

俺たちのフィールド

　週刊少年サンデーにて1992年～1998年まで連載されたサッカー漫画。主人公・高杉和也が最終的に落ち着くポジションがボランチということもあり、必殺技路線とリアル路線が融合したようなバランスとなっています。現実のフランスW杯と、作中で描かれるW杯がクロスする終盤の展開は最高に胸が熱くなりました。

その他

　魅力的なサッカー漫画は、今回解説付きで紹介してきた作品以外にも数多くあります。そこで投票選択肢には、今回紹介した13作品の他にも全25作品をピックアップ。それ以外の作品に投票したい人は「その他」を選んで、コメント欄まで一言どうぞ！

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