【宇宙刑事ギャバン】【重甲ビーファイター】など「メタルヒーロー」シリーズで一番好きな作品はなに? 【人気投票実施中】
1982年に放送開始した「宇宙刑事ギャバン」を皮切りに、1999年まで計17作品が制作された東映の「メタルヒーロー」シリーズ。その名の通り、メタリックな外装が特徴的な強化スーツをまとった人間やサイボーグ、ロボットなどが活躍する一連の作品は、既存の変身ヒーローとは異なる魅力を持つ新機軸のヒーローとして、当時の子どもたちの間で大流行しました。その輝きは今なお色褪せず、SNSなどでも度々話題となるほどです。
そこでねとらぼ調査隊では、今年も「あなたの好きな歴代メタルヒーローシリーズは?」というアンケートを実施します。全17作あるシリーズの中で、あなたがもっとも好きな作品にご投票ください! それではまず、歴代のメタルヒーローシリーズから5作品をピックアップして紹介します。
宇宙刑事ギャバン
1982年から1983年まで放送された「宇宙刑事ギャバン」は、記念すべきメタルヒーローシリーズ第1作にして、後に「宇宙刑事シャリバン」「宇宙刑事シャイダー」と続くことになる「宇宙刑事シリーズ」の第1弾でもあります。
「今までになかったタイプのヒーロー」をコンセプトとして製作された本作は、SF色の強い世界観や「蒸着」の掛け声によるコンバットスーツの装着、随所に挿入される解説ナレーション、必殺武器のレーザーブレードなど、エポックメイキングな設定や演出が数多く盛り込まれました。
超人機メタルダー
1987年から1988年まで放送された「超人機メタルダー」は、メタルヒーローシリーズ第6作。本作の主人公メタルダーはアンドロイドであり、内臓された「自省回路」により人の心を持っている点や、赤と青を主とした左右非対称のデザインなど、「人造人間キカイダー」のオマージュが随所に盛り込まれています。
さらに本作は、個性の強い敵キャラクターも数多く登場。異なる軍団ごとに敵キャラのデザインや属性も異なっていたり、敵組織内での抗争も繰り広げられたりするなど、大胆なストーリー展開が人気を博しました。
世界忍者戦ジライヤ
1988年から1989年まで放送された「世界忍者戦ジライヤ」は、メタルヒーローシリーズ第7作。その名の通り忍者をモチーフとしており、メカ色の強い同シリーズの中でも異色の作品となっています。
主人公のジライヤをはじめとする世界各国の忍者が入り乱れ、攻防を繰り広げるというダイナミックな展開も魅力。2015年にはスーパー戦隊シリーズの「手裏剣戦隊ニンニンジャー」に、放送から約25年もの時を経てゲスト出演したことも話題になりました。
特警ウインスペクター
1990年から1991年まで放送された「特警ウインスペクター」は、メタルヒーローシリーズ第9作。警視庁特別救急警察隊ウインスペクターがレスキュー活動に取り組む様子を描いています。既存の作品では基本的にヒーローは1人でしたが、本作からはヒーローチームとなりました。
主人公であるファイヤーは熱血漢な人間の男性で、黄色のバイクルはひょうきんな性格のパワータイプロボット、グリーンのウォルターは空中からの捜査・救助活動を行うクールな性格のロボットと、個性豊かなチームとなっています。なお、本作の人気が高かったことで続編となる「特救指令ソルブレイン」および「特捜エクシードラフト」が制作され、これらは「レスキューポリスシリーズ」と称されました。
重甲ビーファイター
1995年から1996年まで放送された「重甲ビーファイター」は、メタルヒーローシリーズ第14作。昆虫をモチーフとし、明朗快活なバトル路線を取った本作は、インセクトアーマーのデザインや昆虫の能力を駆使した戦闘スタイルなどが人気を呼びました。
コミカルな演出も随所に盛り込まれており、俳優の笹野高史さんが演じる向井博士が自らつくった強化スーツで戦うというエピソードもファンの間では語り草となっています。また、本作の人気を受け、翌年には続編となる「ビーファイターカブト」も制作されました。
まとめ
ここまで「メタルヒーローシリーズ」から5作品をピックアップして紹介しました。シリーズとしては終了を迎えたものの、一連の作品の中で培われた作品制作のノウハウや新たな試みなどは、後の「平成仮面ライダー」シリーズにも大きな影響を与えました。
選択肢にはメタルヒーローシリーズ全17作品を用意しています。なお、「ビーロボカブタック」および「テツワン探偵ロボタック」は文献などによってはシリーズに含めないとする場合もありますが、今回の投票では含めています。あなたが一番好きなメタルヒーローシリーズの作品にご投票ください。また、各作品の好きなところや印象的なシーンなどもぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています!