京都で「手に持つマスク」試作品を使用した食事会実施 「食事の席では便利」「効果を検証するべき」などの声

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 25日、京都の嵯峨美術大学の佐々木正子学長が考案した「手に持つマスク」の実用化に向け、試作品を使っての食事会が実施されました。

嵯峨美術大学公式サイトより引用

 「手に持つマスク」に関するニュースを見た人からは、SNS上でさまざまな意見が上がっています。

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「ベネチアンマスク?」「平安貴族みたい」と優雅な連想をした人も

 「手に持つマスク」は嵯峨美術大学の佐々木正子学長により考案された新アイテム。一般的なマスクと同じくらいの大きさの不織布や紙に“持ち手”を付けたもので、食事の場で会話を楽しむときなど、必要に応じて口元へあてて使います。

  利き手とは反対の手で持ち、顔に添えるその見た目から、SNSでは「ベネチアンマスクみたい」「平安貴族みたい」「仮面舞踏会みたいですね。羽根とかつけるとさらに優雅になるかも」と、優雅なイメージを思い浮かべた人もいたようです。

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「食事の席では便利かも」「新しい飲食マナー」と評価の声

 「手に持つマスク」を使用した実際の食事風景は動画でも公開されており、「食事の席では便利かも」「食べるときは離さない・話すときはマスクをするしかないかなと思っていたので、これはいい」とその使い勝手に賞賛の声が上がっています。

 また、今後の実現と新しいマナーとしての定着に向けて「お店が無料提供できるよう行政が財政支援すれば」と、公的なバックアップを期待する反応も。

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「効果検証は必須」「両手を使う場合は無理」など疑問も

 一方で、「手に持つマスク」に対する疑問の声もSNSでは上がっています。「検証を専門家の監修でやるのは必須と思う。企業/行政が出したものだから大丈夫、みたいな安心は危ない」といった実際の効果を懸念する意見や「お箸なら問題ないけど、ナイフとフォーク両手で使う場合は無理っぽいような…」といった実用性を疑問視する意見も見られます。

  また、解決策としてマスクを使用するのではなく「会食はひかえるという選択肢はないのか」と、まずは不要不急の外出を控えるべきといった反応も。

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「手に持つマスク」は新しいマナーとなり得るのか、今後に注目

 今後、試作品を使用した食事会参加者の声をもとに、機能性やデザイン性をより高めたマスクを作成していくとのこと。感染症予防効果についても検証が行われるのか、新しいマナーのひとつとして受け入れられていくのか、今後に注目です。

調査概要

調査期間2020年8月26日
調査対象Twitter
調査件数451 件(10%サンプリング)
調査キーワード手に持つマスク
調査方法対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正

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