米国でのPS5事前予約方法が「良い転売対策」だと話題に 予約の招待条件に「過去の利用履歴」を参照

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 ソニーの次世代ゲーム機「プレイステーション5(PS5)」予約注文の招待が発表されたことで、ネットで話題となっています。先行予約は米国在住のユーザーに向けた招待制となっており、米国以外の住所への注文は、たとえ招待があってもキャンセルになるとのことです。

 先行予約にはプレイステーションネットワーク(PSN)のアカウントが必要となり、招待状はこれまでのプレイステーションの利用履歴などを参照し、関心の高いユーザーを対象に送られる予定だそうです。

 米国でPS5の予約注文に関しては日本でも話題に。Twitterでは「プレイステーション5予約の事前登録」「#PS5」などがトレンド入りしています。実際にどのような反応があったのかを見ていきましょう。

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「PS5 予約」の評価は?

 SNS分析ツールで「PS5 予約」を解析した結果、ポジティブな反応が83.3%、ネガティブな反応が16.7%と分類されました。

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「PS5 予約」の盛り上がりは?

 国内では8月27日4時ごろから話題となり、12時に最も大きく盛り上がりました。

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招待状の送付条件に「面白い」と関心の声

 PS5予約注文の招待が発表されたことで、特に話題になっているのは「招待状が送られる条件」でした。

 前述のとおり、招待状はこれまでのプレイステーションの利用履歴などを参照し、関心の高いユーザーを対象に送られるとのことです。Twitterでは、その取り組みを「面白い」と評価する声が相次いで寄せられました。

 また、ゲームで特定の条件をクリアすることで獲得できる「トロフィー」を自慢することで「PS5に関心を持っているアピール」をするユーザーも続出しました。ちなみにトロフィーが招待状の送付条件かどうかは定かではなく、予約注文できるのは米国の住所のみです(念のため)。

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転売対策に良いと評価する声

 発表されたPS5の予約注文条件を評価する声は非常に多く、特に注目されているのは「転売対策」として良い試みであるとの意見でした。

 国内では任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」の転売が話題となっていることもあり、ネットでは「いまだNintendo Switchは買えないみたいだけど、PS5は転売対策が検討されているみたいですね」「予約注文の方法いいね~。転売のせいでNintendo Switch争奪戦みたいになってほしくない」といった声も見られました。

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「新規はどうするの?」と疑問の声も

 おおむね好評の予約注文ですが、一部のユーザーからは「新規で購入したいユーザーはどうするの?」といった疑問の声も寄せられています。

 予約注文の招待がPSNに紐付いていることから、初めてプレイステーションシリーズのゲーム機を購入するユーザーに優しくないのではないかとの声も少なからず見られました。

 一般販売がどのように行われるかなど詳細は不明ですが、投稿されたツイートでは「PS5の転売対策は素晴らしいけど、新規の手元に届くのはだいぶ先になりそう」「転売対策は面白いし日本でもしてほしいけど、初動の新規獲得が難点かな」といった懸念の声が見られています。

 登場から約26年を迎えるプレイステーションシリーズですが、PS5から始めたいと思っている新規ユーザーも少なくはないはず。日本ではどのように販売されるかはまだ分かりませんが、かなり注目度の高い予約注文の方法となっていることが分かりました。

調査概要

調査期間2020年8月27日
調査対象Twitter
調査件数6602 件(10%サンプリング)
調査キーワードPS5 予約
調査方法対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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