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【解説付き】貴志祐介さんの小説、あなたのイチオシ作品はどれ? ~アンケート実施中~

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 デビュー作となったホラー小説『十三番目の人格 ISOLA』を皮切りに、数々のヒット作を世に送り出している人気小説家・貴志祐介さん。ホラー以外にも、SFやミステリーなど幅広いジャンルで活躍し、その人気ぶりは多くの作品が映像化され、2010年には『悪の教典』が直木賞候補作になるほど。

 今回、ねとらぼ調査隊では、そんな貴志祐介さんの小説の人気投票を実施します。あなたの特にお気に入りの作品を教えてください!

 投票項目には単行本化された小説をピックアップしていますが、アンソロジーや未刊行作品などがイチオシだという人は、「その他」に投票してコメント欄に作品名を書いてください!

 それでは投票の前に、簡単にですが貴志祐介さんの映像化された作品の解説をしていきます!

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『十三番目の人格 ISOLA』

 日本ホラー小説大賞の長編部門で佳作に輝き、デビュー作となった同作は、2000年に「ISOLA 多重人格少女」というタイトルで映画化されました。

 主人公は、相手の心が読める力を持った賀茂由香里。その力で阪神大震災の被災者のメンタルケアに取り組む中、彼女は森谷千尋という多重人格の少女と出会います。やがて千尋を苦しめていた人々が謎の死を遂げていき、由香里はその真相の究明に乗り出します。

 秀逸なストーリー、恐怖をかき立てる表現力、そしてラストの「置き土産」など、ホラーの醍醐味が満載の一作です。

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『黒い家』

 貴志祐介さんが生命保険会社に勤めていた時の経験が凝縮された一作で、1999年に映画化されました。また2007年に韓国版の映画も制作されるなど、海外でも評価を集めた人気作です。

 生命保険会社に勤める若槻慎二は、苦情対応で菰田(こもだ)家を訪れましたが、そこで同家の息子・和也が首を吊って死んでいるのを発見します。その時の父・菰田重徳の様子に不信感を抱いた慎二は、独自に調査へ乗り出し、やがて思いも寄らない事件に巻き込まれます。

 細かく書き込まれた生命保険会社のリアリティ、魅力的な悪役、そして何より乗り込んできた真犯人と対峙するラストの恐怖感が素晴らしいです。

黒い家 (角川ホラー文庫)"

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『青の炎』

 2003年に映画化された『青の炎』は、湘南の高校生・櫛森秀一が主人公。ある時、母と離婚した養父・曾根隆司が現れ、家庭の平穏を脅かされていく中、秀一は彼を排除すべく完全犯罪を計画します。

 青春小説としての一面を持ちながら、裏で淡々と進む犯罪計画。悪であるはずの秀一に共感し、思わず計画の成功を願ってしまう、そんな不思議な魅力を持った作品です。

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『鍵のかかった部屋』

 防犯コンサルタントを名乗る榎本径が主人公のシリーズに属する短編集で、2012年に『硝子のハンマー』『狐火の家』などとともに「鍵のかかった部屋」のタイトルでテレビドラマ化されました(ここでは、単行本『鍵のかかった部屋』のみを取り上げます)。

 密室トリックをめぐる4つの作品は、短編ですが読み応え抜群。見事なトリックやストーリーはもちろん、同シリーズの魅力の一つである榎本とワトソン役の弁護士・青砥純子の軽妙なやりとりも健在です。

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『新世界より』

 2008年に第28回日本SF大賞を受賞し、2012年にテレビアニメ化された同作は、牧歌的なのに未来という不思議な世界を舞台に物語が始まります。

 呪力と呼ばれる念動力を持つ主人公たちは、その力を磨きながら平穏な生活を送っていましたが、ある時、呪力にまつわる恐ろしい歴史を知ってしまい、そこからストーリーは急展開していきます。

 練りに練られた重厚な設定、先の読めないストーリー、背筋の凍るような戦闘シーンなどの魅力はもちろん、差別や暴力など社会的なテーマについても考えさせられる一作です。

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『悪の教典』

 直木賞候補作にもなり、テレビドラマ化もされて話題を呼んだ同作の主人公は、一見すると真面目でさわやかな教師・蓮実聖司。生徒からは「ハスミン」の愛称で親しまれるなど大人気で、教師やPTAからの信頼も厚く、非の打ち所がありません。

 しかし、その正体は、邪魔者はためらいなく排除するサイコパスの殺人鬼。学内の問題の数々を殺人という手段で解決していく聖司と、そんな彼に不信感を抱いた生徒たちの戦いは必読です。

 以上、映像化された原作の紹介でした。アンケート項目にはこれ以外の作品もあります。下のアンケートから、ぜひあなたのお気に入りの作品を教えてください! アンソロジーや未刊行作品が好きだという人は「その他」に投票してコメント欄に作品名をお願いします。

貴志祐介さん小説、あなたのイチオシは?
合計:298票
実施期間:2020/09/23 00:00 〜 2020/10/22 23:59
投票は締め切りました

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