医師数の多い「診療科」ランキングTOP20! 1位は6万403人の「内科」!【2018年データ】
今回は厚生労働省が2018年に公表した「医師・歯科医師・薬剤師統計」より、「医師数の多い診療科ランキングTOP20」を紹介します。医師の総数自体は年々増加傾向にあるものの、診療科によっては医師不足が指摘されることも。一口に医師といっても、分野ごとにバラつきがあることがわかるでしょう。
なお、本ランキングは病院や診療所といった医療施設に従事する医師が対象です。一人が複数の診療科に従事している場合は、主たる診療科をもってカウントします。それでは、さっそくTOP3の診療科を見てみましょう。
(出典:厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師統計」)
第3位:小児科
第3位は小児科です。医療施設従事医師数は、1万7321人となっています。小児科は3位となりましたが、全国的に慢性的な医師不足が指摘されている診療科の1つです。他の診療科に比べて病院の収益性が低く、病床数や医師の収入が少なくなってしまうのが原因といわれています。
第2位:整形外科
第2位は整形外科。医療施設従事医師数は2万1883人です。骨折やリウマチをはじめ、骨や関節などに関する疾患を扱う整形外科。がんなど内臓治療を専門とする(一般)外科の1万3751人より約7000人多いのも特徴です。
第1位:内科
第1位は内科でした。医療施設従事医師数は2位の整形外科と比べると約3倍にもおよぶ6万403人です。この数字は、医療施設に従事する医師総数31万1963人の5分の1近くに達します。内科は医学の基幹ともいうべき分野で、体調不良を感じたら、多くの人がまず受診する診療科。いわゆる町医者と呼ばれるクリニック(診療所)が、かかりつけの窓口として(一般)内科を掲げています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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