「頑張ってほしい」ジャスティン・ビーバー氏ライム病を告白、ネットでは激励の声

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  日本時間1月9日、世界的に有名なミュージシャン、ジャスティン・ビーバー氏がライム病を患っていると、自身のインスタグラムで明かしました。ネット上ではビーバー氏を心配する声や、ライム病に関する情報が話題となっています。

  ライム病は、小動物などからマダニによって媒介される人獣共通の感染症で、脳やせき髄の炎症、記憶障害など多彩な症状が現れる病気です。治療が遅れ重症化すると、最悪死に至る可能性もあります(参考:東京都感染症情報センター)。

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「ライム病」トレンドの急上昇

合計ツイート数インプレッション数 合計RT数ニュース記事
1295 Tweets776万329 999 RT8 記事

 「ライム病」のトレンド件数上昇は、ジャスティン・ビーバー氏によるライム病の告白記事がきっかけとなりました。日本では、1時間あたり350ツイートを超える盛り上がりを見せています。

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“死”の可能性があるライム病

 ライム病はマダニを媒介とした感染症です。感染初期には、多くの場合 、遊走性紅斑と呼ばれる湿疹のような特徴的な症状がでます。病原体が全身に拡がると、重度の頭痛や咬まれた部位以外の発疹、関節痛や関節の腫れ、脳や脊髄の炎症、記憶障害など多彩な症状が現れます。感染から時間を経て重症化すると、皮膚症状や関節炎、脊髄脳炎などが悪化し死亡することがあります。

  日本ではあまり聞きなれないライム病ですが、国内では北海道で最も多く報告されています。国内でのライム病患者の多くは、北海道や海外での感染が原因となっており、福島県や新潟県、群馬県、長野県、福井県、大分県などが推定感染地となっています。
 また、病原体のマダニは、北海道・本州・九州・四国の山間部や、北海道と青森県の市街地等を除いた平野部にも生息しているので、キャンプに行く際などには注意が必要です。
(参考:東京都感染症情報センター国立感染症研究所

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過去にはアヴリル・ラヴィーン氏もライム病に

 過去にはビーバー氏と同じカナダ出身のミュージシャンであるアヴリル・ラヴィーン氏もライム病を患っていました。ラヴィーン氏の場合は、5カ月もの間寝たきりでの闘病生活を強いられました。ライム病は、それほど恐ろしい病気なのです。

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ネット上では激励の声が相次ぐ

 あまりに突然の告白に、多くのファンがショックを隠せずにいるようです。ネット上では「健康になってまた音楽活動を頑張ってほしい」という激励の声が多く寄せられています。

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まとめ

 ビーバー氏は1月3日に新曲「Yummy」を発表し、2020年の音楽活動もスタートを切ったばかり…というタイミングで、自身がライム病であることを告白。ファンだけでなく多くの人々に衝撃を与えました。

 症状や前例を見ても、とても辛い感染症であることが分かります。闘病に専念して、また元気な姿で活動再開できることを願います。

アンケート実施中!:ライム病を知っていましたか?
実施期間:2020/01/09 00:00 〜 2020/01/16 00:00
投票は締め切りました

調査概要

調査期間2020年1月9日
調査対象Twitter
調査件数 1,295 件(10%サンプリング)
調査キーワード ライム病
調査方法対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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